縄張(しま)はもらったの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『縄張(しま)はもらった』に投稿された感想・評価

東映任侠路線が円熟を迎える裏では日活では仁義なきバイオレンスと狂気の日活ニューアクションの幕が開けていた。
ヤクザは百姓の田畑を大企業のために地上げするし、目的のためには仲間も見捨てる。
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5

キメまくった画面に、義理も人情も無い乾いた物語がカッコいい。
望遠で撮られた引きのショット、真上からの俯瞰ショットなどとにかく凝った画面作り。
モニター越しのワイルドバンチ歩き。(こっちの方が製作は…

>>続きを読む
ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

茹だるような暑い夏の映画。新興開拓地である田んぼに響くは、ひぐらしの声。ネオン街との対比。濡場も汗だく。旭は暗躍部隊を取り仕切る。魅力的なキャラクターたちの群像劇。それぞれ見せ場もたくさん。そして男…

>>続きを読む

最高だー。アキラに命預けるメンバー、南国酒家での天井からのカメラ、円卓上の肉団子の数の多さもすごくて見どころに事欠かない。舎弟の二朗さんから死んでいくのかと思いきや、まずはイカサマの藤竜也の拷問死。…

>>続きを読む

凝ったカメラアングルもストーリーも最高すぎる
オープニングの南国酒家でメンバーが揃うところとか完全レザボア
古今東西ギャングヤクザ映画のオリジンはここにあったのかと興奮冷めやらぬ

にしても藤竜也と…

>>続きを読む

格好良すぎて鼻血出た。病的なまでに拘り抜いた画面。出所後すぐに行われるタイマンは雑草と列車越しに撮られるように、格闘、乱闘、リンチは何か物を手前に置いて捉えられる。のだが、決してその限りではない軽や…

>>続きを読む
SWTT

SWTTの感想・評価

3.5
日活オールスター!

小林旭×二谷英明×宍戸錠

この共演に興奮できて、
日活たくさん見てよかった!
と心底思う。

あまり得意ではないジャンルのはずが、これなら不思議とイケなくもない。日活と東映の中庸みたいな感じだからかな。あくまでアキラのスター性ありきなんだけど、いきなりギター片手に歌い出したりしないし、ハジキ…

>>続きを読む

時代の流れで変容を余儀なくされた日活アクションのひとつの答え、のように思える映画。相変わらず敵はヤクザ組織であることは変わりないが、主人公も落ちぶれた組織の人間であり、さらに合法ビジネスの皮を被って…

>>続きを読む
kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.9

1968年公開の日活ニューアクション。なかなかすごい。
東映の実録路線の先駆け的なのかな。
ストーリーはまあ日活らしい。
地権争いをしている古参の組と、新興の組に小林旭を頭にした組が割って入り、抗争…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事