「藝大受験」という、文化系の極地のような題材。なのに映画自体が熱く、スポコン要素もあって青春そのものだ。
世代的に、「ドラゴン桜」「ちはやふる」の世界観で倍率200倍もの難関に挑む若者たち。
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決意
初期衝動にフォーカスした仕上がりだった。
原作の漫画だとまだまだ序盤の部分を繊細に紡いだ感じ。
実写だからこそでる人間の熱量みたいなものが、吹替なしで演じた役者たちから滾る。
芸術って追うほ…
原作未読です。ポスターカットが4人の構図だったので、4人同じくらいの比率で描かれるのだと思っていましたが、しっかり主人公は八虎ひとりでした。漫画だとバランスよく描けている気がする。だって、他の4人の…
>>続きを読む2025年度の9作品目
前半は原作とは八虎のイメージが違うなと思いながら鑑賞した。
ただ、全体的に動きがない一焦点的な映像が多いなと思ったが絵画的なものをイメージしてるのだと思うと納得がいった。
原…
一歩距離を置いた視点で矢口八虎の歩みを映し出し、その日々を殊更に煽り立てずシンプルに積み重ねてゆく。
絵を描くということは自分と向き合った気持ちの発露なんだな。
火花が散る演出かっこええ。
芸大入試…
映画を観たのは1ヶ月くらい前なのですが、今日東京現代美術館に行ってふと龍二について思う所があったので書きます。
アートの解説を読むと至る所に「アートとしての当たり前をまず無くすことからはじめる」と…
ブルーピリオド
娘が武蔵美で撮影していたと自慢していたので確認を含めて鑑賞。
僕の高校生活はほぼ絵を描いて終わった。友達が美術部に入ったのがきっかけだった。
ステキな先輩たちもたくさんいた。
高校…
©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会