『聖なるイチジクの種』は、現代イランの社会状況を背景に、国家権力と個人・家庭の関係を鋭く描いた衝撃作だ。大規模な暴動や鎮圧の実際の映像を交えた映像表現は、ただの映画では味わえないリアリティと恐怖感を…
>>続きを読む劇場公開時から気になっててタイミング合わず見れなかった作品。
期待通りおもしろくて好きだった。
こういう上司の評価を気にしすぎたり、与えられた業務と自分の倫理観との葛藤みたいなどこの国でも起こり得る…
イラン社会でこんなデモがあるんだと同時に映画にするとこうなるのか…それだけ作品に込める想いを形にするの難しかったんだろうな。家庭という単位で国家主義を描いてた。
前半と後半の差異に驚かされます。
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お金と時間の無駄。予告編でかなり期待値高かっただけに残念。
要するに国家の犬で自分の名誉だけが大事な父親が世の中疑心暗鬼に陥りひたすら家族にモラとDV祭りして終わり。予告はあまりにも本編拾って無さす…
銀幕短評(#799)
「聖なるイチジクの種」
2024年、イラン。2時間47分。
総合評価 72点。(換算3.6点)
あの母親の行動が正しい(局面が多い)と思いましたね、わたしは。
二人のむ…
家族という最小単位でイランの情勢をぶった斬る
終盤のシャイニング展開とパパ落下は突然笑えるシーンになって驚いた
この映画を人に薦める時になんて説明すればいいか困る
個人的には銃が無くなる云々は言い…
今も国による弾圧、ヒジャブ着用を拒否した女性が暴行されたりと続くイラン。監督がこの国の家父長制を憎み、避難しているのがわかる映画。銃により男性の面子は保たれ、それによりめちゃくちゃになり、崩壊する素…
>>続きを読むふと自分の家族を思い出した。
昭和の半ばまだ共働きが珍しい時代、母親は完全に父親の言いなりで、その鬱憤は子供にきた、
でもこの映画のお母さんは子供を殴りつけたりしないとっても子供思いの母親だなっ…
イラン政府の職員が、予審判事へと昇進。
しかし実態は、反乱分子を不当に処罰する汚れ仕事であった。
国家に忠誠を誓い、妻子に何不自由ない暮らしを送らせるため実直に働いてきたつもりだったのだが…
SN…
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