The Seed of the Sacred Fig
国家公務に従事する⼀家の主・イマンは 20 年間にわたる勤勉さと愛国⼼を買われ夢にまで⾒た予審判事に昇進。しかし業務は、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を課すための国家の下働きだった。 報復の危険が付きまとうため国から家族を守る護⾝⽤の銃が⽀給される。しかしある⽇、家庭内から銃が消えた――。 最初はイマンの不始末による紛失だと思われたが、次第に疑いの⽬は、妻・ナジメ、姉のレズワン、妹・サナの 3 ⼈…
国家公務に従事する⼀家の主・イマンは 20 年間にわたる勤勉さと愛国⼼を買われ夢にまで⾒た予審判事に昇進。しかし業務は、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を課すための国家の下働きだった。 報復の危険が付きまとうため国から家族を守る護⾝⽤の銃が⽀給される。しかしある⽇、家庭内から銃が消えた――。 最初はイマンの不始末による紛失だと思われたが、次第に疑いの⽬は、妻・ナジメ、姉のレズワン、妹・サナの 3 ⼈に向けられる。誰が︖何のために︖ 捜索が進むにつれ互いの疑⼼暗⻤が家庭を⽀配する。 そして家族さえ知らないそれぞれの疑惑が交錯するとき、物語は予想不能に壮絶に狂いだす―――。 カンヌ国際映画祭<審査員特別賞>受賞の衝撃のサスペンススリラー!
服装警察に捕まったのか特殊部隊に捕まったのかでその後が変わる話し。
普通に考えたら特殊部隊が出て来る方が重大な罪に思えるんだけど、イランと言う国では服装(道徳)警察に捕まった方が罪が重いのか?
女性…
大傑作。窓やSNSから覗かれる現実と対比されるように、一家の物語に社会の構図を当てはめてフィクションとして見事に昇華する。必ずしも悪とは言えない個人が結局はその構図における悪しき役割を担ってしまう終…
>>続きを読む神という絶対的な存在の前では、否応なく個人の尊厳が踏みにじられてしまう恐ろしさ。どんなに論理的な反論であっても「神は絶対」のひと言で無効化されてしまう乱暴さに言葉を失いました。
信仰の根深さも厄介…
つかみから前半はいわゆる舞台となる国が抱える問題がヒエッとなるぐらい鮮烈に描かれるも、後半が進むにつれ国的なものはそこまで関係がなさそうな家族問題に集約されていき、最後はサイコパスな父親をめぐって起…
>>続きを読む今日はたまたまデモ絡みの映画を立て続けに観てしまった。
きっかけも視点も違うけれど、女性が不利な立場にあるのは同じ。
内と外で同じ弾圧が加えられている。
家族同士が与えるものとは思えない長い緊迫感、…
父と母娘の対峙するシーン。かつては栄華を誇ったはずが、今は砂上の楼閣の様な場所。これが映画の象徴的なシーンであり、現代のイラン社会の現状なのではと感じる。
宗教による性差の格差、家父長性、旧態依然と…
尺は長かった。あらすじ読んでたから比較的すぐ銃がなくなるのかと思ってたら、消えるの半分くらいたってからだった。ヒジャブに象徴される女性の人権、それに関する運動、「女性・命・自由」についてまだまだ少し…
>>続きを読む©Films Boutique
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