政治
大統領襲撃から始まる物語。
軸は31人の弁護団と融通の効かない軍人の行先。
勝ち取るべき判決は人権か民主主義か、権力か。
無鉄砲だが有能なキャラクター性に富んだ弁護士の奮闘と、シリアスな心理…
『KCIA 南山の部長たち』から
『ソウルの春』まで
約ひと月半。そのひと月半の中での16日間の出来事。
あれほどまでの重大事件の裁判が、たった16日で、しかも、死刑ありきの…。
実話ベースの中で…
『KCIA 南山の部長たち』も『ソウルの春』もまだ観れていないなか、タイミングと法廷モノへの愛でこちらを鑑賞。
法廷劇というより拘置所劇。面会での弁護士と軍人の対話が良かった。立場や方法は違っても…
イ・ソンギュンの遺作
ソウルの春と同時期に
並行してあった裁判で
あの作品や南山の部長たち
では詳述されなかった
暗殺に巻き込まれた部下を
救おうとする弁護士が
孤軍奮闘する物語
ソウルの春よりも…
正しいことを正しく裁けない悔しさ
命令通りに罪を犯した実直な軍人と彼の弁護人との心通わすところ
命の危険を冒しても死刑の回避を訴えた彼の弁護人
いろいろわからないところはあったのだけどおもしろく見れ…
「KCIA 南山の部長たち」、「ソウルの春」と同じ時の大統領暗殺事件裁判、それぞれの映画で人物や背景の見方や見え方が異なってくる。
逮捕されたKCIAの部長始め、唯一軍人だった部長随行のパク秘書官…
時系列としては「KCIA 南山の部長たち」と「ソウルの春」の間の出来事。たった16日間の出来事で資料があまり残っていないのか、演出の過剰さが目立つ感じで見ていてちょっとしんどい。もっと冷静沈着な弁護…
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