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ぐろぐろぐろ
そっか、移植したら終わりだと思ってたけど
手がなくなったって、その後の本体がどこか他にも悪くなったら困るから、心臓とか生きてられない欠陥まではその状態で生き続けなきゃいけないのでは?…
もしも自分がまったく異なる環境で生まれ、育ったとしたら、その性格も、価値観も、今とはまったく異なるものになるのだろうか。技術的にクローンが可能となった現代において、自分は何者か、というアイデンティテ…
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徒花=咲いても身を結ばない花のこと
近未来の話。延命治療のために自分自身の「クローン人間」による臓器移植をすることが許された世界。利用できるのは上流階級のみ。
それによって「人の命の価値」とは何…
この作品で2025年の映画館初め。
アート寄りって言うのかな。
好みの分かれそうな内容、そしていかんせん静かな作品なので睡眠導入剤になってしまう人もいると思う。
私も理解出来た訳じゃないけど刺さる…
映画、徒花。
甲斐さやか監督が何故奇才と言われるのか、その所以がわかる映画です。
ゆったりとした映像と語り合いの中に、たくさんの要素が散りばめられていて、それを拾いながらみる楽しさも、一方であるがま…
母親に治させられた癖をクローンに見つけた時の、自分がありのまま生きていたら私はこうではなかったであろうと想像する苦悩は共感できた部分ではあったし、本来の自分であるクローンが生きるべきなのではという気…
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記録
「命の意味は 次の世代を残すためだけに存在するのではないのだと思います」
この印象的な一文を『それ』が言っているというインパクト。
ヴィルヌーヴ監督「Arrival」へのオマージュかな、と感…
案外好きかもな〜これはあらすじとか整合性よりも心地よくも不穏な音とか空気感を味わう作品かも。
人間らしさは感情的であることと繋がる。感情的=悪とされたりしてるけど、感情とか記憶は人間しか持たない。
…
©︎2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/DISSIDENZ