このレビューはネタバレを含みます
幸せとはなにか?人の尊厳とは何か?
本作を見終えてから、未だ頭の中が上手く整理できていない。
この整理できていない状況を書き留めておきたい。
"上流階層の人間への献体"という運命と共に生み出され…
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映画を観た後に考えさせられることが沢山あった。頭を使う映画で個人的には好き。
新次もまほろもどっちも「それ」との境界が曖昧になっていく描写がすごく良かった。どちらも井浦さんが演じられているとは言え…
映像も音楽、音声ひとつひとつにこだわりを感じて見終わったあと心に迫るものがすごい。解釈は人それぞれと問いかけられているようで、何回でも観たくなる。
自分が生きる道があったのに、それを選ばなかったと…
劇場のチラシに書かれていた「私が生きるために、私を殺す。という選択。」というキャッチコピーに惹かれて楽しみにしていた1本。
舞台はAIが進化した近未来。原因不明の疫病が蔓延する中、人口減少による労…
「徒花」
まほろ役の水原希子がデイジーワールドに出演して紹介していたので興味を持ち鑑賞。
ラジオでアートムービーとして素晴らしいと言っていたが、絵がキレイでガラスへの映り込みをとても効果的に使って…
東京国際映画祭にて鑑賞。
あぁ、こういう映画が私は好きなのだと再確認した。
『亡き王女のためのパヴァーヌ』が流れたとき全身に血液が流れた。いつも私がピアノで弾く曲だった。
クローン人間と、生きている…
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ストーリーを読んで、SFかと思って視聴したら面食らった。
レトロな建物の中にある虚構と現実と、
新次が観る虚構と現実が入り混じってとてつもなく入り込める。
回想シーンか妄想か夢か分からぬものの、…
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予告を見た時から惹きつけられるものがあり、自分の中にある問いに対しての答えが見つかりそうな映画でした。
特に印象に残ったのがラストのシーン。
部屋で井浦新さん演じる"それ"の後ろ姿が映るところ。…
カフカっぽいSF映画でした。それでかなり不条理かつ非論理的です。禁止されてるはずのものも実際禁止されていなくて、むしろ促されてる感じでした。
それで論理的な映画を好む人は要注意です。
生と死に関…
“それ、あれ、どれ?”
徒花:咲いても実を結ばない花。むだばな。
この作品を観ての感想は、日本にもこういうSF作品を撮る監督がいるんだなぁということ
…と思ったらフランス資本が入っていて編集に…
©︎2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/DISSIDENZ