このレビューはネタバレを含みます
●陳小雨(チェン・シャオユー)監督の劇場用初長編作品。いわゆる"デビュー作"。
●その割には、とても洗練されてる印象。
●病を患う老女と、その娘・息子の様子を描いた作品。
●人それぞれの『帰る…
最初細切れのような映像の見え方だったのは、気のせいかな。孫のタオの背景が分かりにくかったかなあ。
田舎から都会へ子どもが出ていけば、なかなか帰らないけど、こうやって献身的に看取る家族は中国にどのくら…
見たい見たいと思いながら見逃していてようやく元町映画館で追いつきました。でもここで神大大学院教授(現代中国文学)の濱田さんのお話が聴けてとてもとても幸運でした。
94年生まれというからとびきりの若…
全体的なアングルやグレーディング、映像の質感がとてもウェルメイドなルックで惚れ惚れする。中国に留まらない全世界共通の現実的なイシューをそれらのルックで優しく包み込む。マジックアワーの中を大胆に、静謐…
>>続きを読む2025 ㉗
映像、カメラワーク、音楽がみな綺麗。母親(おばあちゃん)の病気、死をどう受け入れるか。
お姉ちゃんと弟が、病院から出たい母をどうするかという口論のシーン、(登場しない)姉弟の死んだ長…
迷って迷って終映日に駆け込み
平日の午前中のミニシアターなので、貸し切り状態も覚悟してましたが、どうしてどうして。知ってる人は知ってんだな。
初っ端のシーン。
陽が沈む頃。夕焼けのオレンジ色…
静かにゆっくりと時間は流れていく。
運河の町に嫁に来て、ここがずっと居場所となり暮らす母。重い病を患い余命が迫る。
娘、息子、孫、それぞれ違う生き方をしているが、誰もが想うところはある。
どこの国で…
河に映る夕陽や老母が暮らす家のテイストが美しかったことが印象的。風通しが良さそうで素敵なお家だった。
情報がややつぎはぎすぎたかなと思えたことと、言及されずその後が気になるエピソードが多かったのがモ…
このレビューはネタバレを含みます
誰にでも訪れる最期の時が丁寧に淡々と流れていく。姉と弟が治療方針について言い争うシーンでこれは映画じゃないって台詞が印象的で、この現実は今も色々な所で起こっていていつか自分にもやってくるんだろうなあ…
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