ミゼリコルディアに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ミゼリコルディア』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

アラン・ギロディー監督『ミゼリコルディア』(2024)

下高井戸シネマにて鑑賞。

秘密を共有したときに深まる"親密さ"ー

かなり緻密な脚本と構成に驚いた。
刑事がやってきて事情聴取の中で潜めき…

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無様に凡庸に緩慢に続いてしまう後ろめたい生、ユニークな愛と赦し、司祭の長すぎるちんぽ。後ろめたさと赦されなさの境界を、それ自身際どい愛が保留してしまう。急進的でやさしい。

これはすごい🙌✨
主人公の静かな魅力

あっと驚くとともに
常識的なもの或いは
凡庸を打ち砕かれる

アラン監督の他の作品にはまだ目を向けられていませんが…ゴダールに評価された才能というのもスッと納…

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【湿り気を帯びた情動と温かい人の胸】
オープニングからシャブロル感を出してくるものだからまんまと心を鷲掴みにされました。
ギロディ監督作品は本作が今のところ1番好き!
まじでとんでもなく好みだった。…

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久々に帰った故郷。そこで起こる偶然の殺人事件。不思議な距離感と人間模様。底の見えない愛と情欲。
こんな奇妙な殺人事件映画観たことがないが、実は世の中こんな情景が繰り広げられているのではと思わせるリア…

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色欲を軸にした複雑な人間描写がうますぎないかアラン•ギロディ!
才能に感動する‼︎

『Nobody’s Hero』に続く2作目鑑賞だったので、ザ•コメディを想像して行ったけど角度違いの変態性を魅せ…

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ギロディ2作目。倫理ってなんだろう?何のためなのだっけ?と考えてしまった。人間の愛おしさというよりは、おかしさを描いているように感じた。わかりやすい善と悪を用意するのではなくて、「人間ってこういうこ…

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5.0

アロン・ギロディーは反復の世界に住まう映画作家であると思われるが、ここでは説話論的な領域にに足を踏み込んでいるように見えるという点で感動的である。いま説話論的な領域と呼んでおいたものは、着換えること…

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riskii
4.2

アラン・ギロディ監督作品の中で、1番感想纏めるのが難しい。

ハラハラさせられる緊張感が凄く見入ってしまう。神父の言葉が凄く心に残る。これもまた圧倒させられた。上手く言葉に出来ない。先の読めない展開…

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前回見たノーバディーズヒーローとは違う感じの落ち着いたスタート。しかし、中盤から一気に引き込まれました。

神父さん、、!いろいろな意味で素晴らしい。
自殺を止めようとしたときのセリフ、こころに沁み…

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