ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPERORの作品情報・感想・評価

ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR1976年製作の映画)

製作国:

上映時間:91分

3.6

「ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR」に投稿された感想・評価

小さな四角い画面と向き合う人ばかりの現在と比べると人間らしい若者たちの集まりに見えた。この年頃に反社会的逸脱行為が多くみられるのはいつの時代も同じ。内職しつつ悲嘆に暮れる母ちゃんが昭和を醸し出していて気の毒さに拍車がかかる。その後親孝行してもらったのだろうか…。

一度は耳にしたことがあるブラックエンペラー のドキュメンタリー。貴重な映像。どんな悪態映像が飛び出すのか身構えていたがまだまだ微笑ましかった。生解説付きで鑑賞されたというフォロワーさんが羨ましい…。
76年の新宿。
甲州街道をぶっ飛ばすブラックエンペラー。
カメラ、編集、音楽、そして意外にも気の利いた独白や会話。
不良の美学が白黒フィルムに焼き付けられている。

暇をつぶすためのコンテンツなんて深夜ラジオかバイクくらいしかないよな。
携帯も深夜テレビもコンビニもないんだからさ。

団地で南無妙法蓮華経とダウタウンブギウギバンドのレコードの音が交錯する風景。
宗教に救いを求める親、不良のアイコンに救いを求める子。
不良の流儀を美化したような作品ではなく、若者の遣る瀬無さが随所に噴出している。

本作に出演する男を間接的に知る者の解説を聞きながら鑑賞。

後に三代目総長となる本間雄二は、更に後「19歳の地図」で俳優デビューとなる。
タニー

タニーの感想・評価

2.0
ドキュメンタリーだから、特に話の内容ないから別にいいんだけど、何言ってるんだかあんまり聞き取れなかった。

この当時は、それなりにカッコよかったのかも知れないけど、皆んな髪型が寝癖みたい。そして、顔つきが少年!(少年なんだけど)

見た目も行動も、もっとギラギラメラメラしてると思ったから予想外だった。
脱退の意向を示した年少メンバーを総長が冷酷に突き放す場面、東映実録でよくある組織拡大の道具として使った松方弘樹を梅宮辰夫が捨てる場面を彷彿と…。

そう切り取られているから、だとしても根は素直でしっかりした良い子ばかりに見えるブラックエンペラー新宿支部の面々なので、その暴走に明け暮れる日々も今から見れば微笑ましい(そして羨ましい)限りだが、組織の締め付けを強化しようとする総長だけ本物感がガチ過ぎる。あれ瓜田純士の親父なのか。納得しかねぇわ。
日本の白黒ドキュメンタリー映画って見たことなかったかも。
よくこんな映像撮れたなぁー!臨場感。パラリラ。
面白かった!

現代から見ると超Old-Styleな不良たち(パンチパーマ、リーゼント、ヤンキー座り、眉毛全剃り!)が、大都会のファッションだったんだなぁというのがもはや感慨深い。

少年たちがみんな根は純朴そうで、親とのコミュニケーションもしっかり取っていたりして、なんか印象変わった。
構図が決まりまくり、嘘つきまくり。社会のはみ出しモン達が不良世界で社会が求める正しいニンゲンに近づいていく矛盾。この時代の不良は喋り方しっかりしてるな。
NZRK1

NZRK1の感想・評価

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20170908 カナザワ映画祭2017 フィルマゲドンⅢ @小倉昭和館
柳町光男監督作品。
1976年当時の雰囲気が味わえるドキュメンタリー。
全編バイク、車は今や垂涎の的達。
暴走族は元々都会の裕福なおぼっちゃま達のお遊びから始まって、今や地方にしか生息出来ない存在になった。
ブラックエンペラーの実像に迫っているかどうかは不明だが雰囲気と音楽は抜群なドキュメンタリー映画
カナダの同名のバンドが好きなので鑑賞。映画自体は退屈。ブラックエンペラーはもっと悪い奴等かと思ったけど、可愛いもんだった。ただ、総長だけは風格が違った。目つき表情...。どうでもいいけどジャケット裏の監督へのインタビュー記事、質問が悪い。監督は楽しそうだけど。あとTABOO1の曲にサンプリングされてたシーンあったな。
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