【第81回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『泣いたり笑ったり』などの脚本家として知られるジュリア・ルイーズ・スタイガーウォルトの長編二作目。ヴェネツィア映画祭コンペに出品された。
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イタリア映画祭。25-57。イタリア版『ブギーナイツ』を見にゆくつもりで臨んだら、芯の部分にパゾリーニを感じさせる骨太さに触れた。エロスと生命力の称揚。生の三部作を彷彿とさせる。
監督とプロデュー…
主人公は幼少の頃から女性の体を美しいものとして純粋に愛し、向かいの館の窓から見える女性が着替えたり裸で過ごしたりしている姿をのぞくのが楽しみだった。(望遠鏡を使えと教える父親もすごい)
そんな主人公…
オープニングのヘビで好きなタイプのユーモアだと期待、そのまま前半は怒涛の疾走感でめちゃくちゃなまま話がどんどん転がっていく。
イタリアの90年代、ましてやポルノ業界なんて全く知らないはずなのに懐かし…
カステリット(息子)を目当てにどのような作品かも知らないまま鑑賞したのだが、主役の顔が好きすぎるという贔屓目を抜きにしても大変素晴らしい映画だった。
ポルノをテーマにしていながら非常に品があり、…