10年来のカズオイシグロファン、我。
しかしデビュー作である今作は未読で映画に併せて読破してきた。甘いファン、でも愛は本物だから…
というような現状なので、原作の読み込みが浅い可能性もありつつ、そこ…
全ての映像が、光も画角もちょっと完璧すぎる美しさ。謎が徐々にわかってくる展開だから、ちょっと後半長く感じてしまった。史実をもとに、想像力を膨らませて描かれたストーリーなのかなと思う。戦後の長崎にあん…
>>続きを読む奇跡的な映像化だと思います。
本当に深く心に染み入る…信用ならない語り手、信用ならない「むかしの長崎」の光景、出来事、友情。
本当に色んな解釈があると思う。悦子がサチコとして騙る過去は(こどもを産…
割と冒頭に登場するモノクロ写真に写る通訳時代の悦子、バラック家に百合の花を生ける佐知子とイギリスで百合の花を生ける悦子。「あれっ?」と思うシーンは実は散りばめられていたのだが、騙されたままラストの川…
>>続きを読むカズオイシグロのファンです。
「わたしを離さないで」「クララとお日様」がお気に入りで、それらを観た後の感覚と似ているのが今回の作品です。
今回の遠い山なみの光は解釈を観た人間に委ねる、または観た後…
難しかった。
途中までは吉田羊さんが娘に昔の話をしながら若い頃のことを思い出すという内容で、若い頃の悦子を演じていた広瀬すずちゃんと二階堂ふみちゃんが演じる佐知子が出会う。
どうゆう関係になるのか…
終戦前と終戦後、傷は誰にもしっかり奥深く残っているけど、少しでも前を向くために。
戦争で日本の情勢が変わる時、教育も" 役割"も同時に覆り、自分の中の揺らぎも鮮明に人格を持って、「自分のために生き…
すごく前に原作を読んで、全てがモヤ〜っとした世界観が好きだった記憶。
映画になったからとて別に何もスッキリするわけはなく、あの世界を実写にしてくれてありがとう!(全然儲からなさそうな純文学なのに)…
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