ジョーンの秘密の作品情報・感想・評価・動画配信

「ジョーンの秘密」に投稿された感想・評価

tanpe

tanpeの感想・評価

3.2
戦時中のスパイって聞くと、祖国を売った裏切り者っていうイメージだが、ジョーンの場合は、主義思想に偏っていたわけではなく純粋に、人が死んでいくのを阻止したかったってだけで、すごく真っ当な人間だなって思った。

時代に翻弄されるメロドラマ的な要素もあるけど、自分の考えというものをしっかり持ってるのは好感が持てる。

不倫関係にあった上司ベイリーの、自分達の核開発の研究と原爆投下は無関係っていう発言はいかがなものか?と思ったし、それに幻滅してジョーンが行動を起こすことも納得できる。

なんでロシアに核の情報を流すことが平和につながるんだ⁇って思ったけど、力を均一化すれば互いを抑制し合うことができるってことで、なるほど、そういう考え方もあるのかと勉強になった。

モデルとなったメリタ・ノーウッドという人物は実際は根っからの共産主義者だったらしいので、“おばあちゃんスパイ”っていう物珍しさにドラマチックなストーリーを付け加えたフィクションだね。
「実話を基に」って自分で調べないと危険だな💦

ジュディ・デンチはいつもの存在感がなく、本当にそこら辺のおばあちゃんに見える。

邦題がダサい。
楽園

楽園の感想・評価

3.6
動画配信サービス『U-NEXT』にて、ポイントを利用して視聴しました。



有料コンテンツなので、昔話など興味がある方は
観てみるといいと思います。

イギリスで意外なスパイとして有名なお話の作品です。
Yui

Yuiの感想・評価

3.6
原爆の資料をソ連に渡した事から、2000年に逮捕され、「イギリス史上、最も意外なスパイ」 「ばあばスパイ」 「核時代最後のスパイ」と呼ばれたメリタ・ノーウッドをモデルにした実話映画。

実話映画というよりは、実話を元にしたフィクションと考えて鑑賞した方がいい作品。スパイ活動よりもメロドラマメインに構成されている本作ですが、主人公ジョーンは実際はゴリゴリの共産党員だったらしいので。

地味ながらもストーリーとしては良作。
彼女が生きた時代、思想や恋愛、友人関係など過去も面白かったし、現代の息子とのやり取り、母としてのジョーンの心情。そしてラストの自宅前の記者会見のシーンは、考えさせられるものがありました。

個人的にはもっとハラハラしたかったのですが、冒頭で秘密が明かされるのでハラハラはなく、そこはちょっと残念だったかな。

ジュディ・デンチが出ていたので気になっていた作品ですが、さすが彼女は素晴らしく、ラストシーンの表情が一番興奮しました!長生きして欲しいな🙏🏻✨

そして、日本人としてみる原爆…って考えると、被爆国に生きる人間としては、歴史とは言え、いい気分はしないし、複雑な気持ちになった。
言ってる事は分からんでもないけど…彼女に同情出来なかったのが本音です。


2021-113
のんchan

のんchanの感想・評価

3.8
イギリス史上"最も意外なスパイ"とされたメリタ・ノーウッドの実話。
全く知らない世界の話で、いちいち驚く事ばかりの内容でした。

ジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ)は80代の未亡人で、老後を自宅で穏やかに悠々自適の生活を送っている。
そんなある日、突如としてMI5によって逮捕されてしまいます。なんと、ジョーンはロシアに対して、イギリスの機密情報を流出させたというスパイの嫌疑がかけられていたのです。弁護士の息子は驚き、親子の仲も一時ギスギスしてしまいます。

はじめはスパイの嫌疑を完全に否定していたものの、50年以上も前の出来事の取り調べが厳しく行われていく中で、彼女がまだ大学生だったころの驚愕すべき事実が解き明かされていくのです。

ジョーンの若い頃を演じたソフィー・クックソンも素晴らしくて惹きつけました。
映画を面白くする為にも、若い時のラブストーリー色が強めになってます。

ケンブリッジ大学で物理学を専攻する優等生だったジョーン。
ある夜、門限違反で寮の部屋に入れなくなったソニアを助けてあげます。ユダヤ系ロシア人という彼女と親しくなり、誘われるままに"映画鑑賞イベント"に行くと、そこはバリバリの左翼の集会だったのです。
そこでソニアの従兄弟だと紹介されたレオにメロメロになり恋仲になります。
左翼の青年幹部のレオに傾倒し、自分の意志でというより彼氏のために行動し続けざるを得なかったジョーン。

その後、学業優秀なジョーンは『チューブ・アロイス計画』のスタッフとなるのですが、そこはイギリスの核開発の研究チームだったのです。その際、口外を禁じる誓約書にサインします。それが後の嫌疑の重要証拠書類に繋がります。


エンドロールで流れます。
80代の時、KGBの元スパイだと判明。原爆の資料をソ連に渡したことを郊外の自宅前で行った記者会見で認めた。
高齢の為、不起訴処分だった。
《ばあばスパイ》と呼ばれ、2005年93歳で亡くなった。


ジュディの演技は言うまでもなく、当時84歳?このままどうかお元気で、生涯現役をまだまだ貫いて欲しいです❣️


情報を入れずに観てなかなか面白かったのですが、観終わってから調べると、実際のメリタ自身とはかなり異なった内容らしいのです。映画では弁護士の息子が母を支えましたが、子供は娘1人のようですし...
ん〜ドキュメンタリー好きからすると、どこまでが事実なのか?今疑問が倍増しています💦
Kobear

Kobearの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

漏洩した理由が胸を打ち、弁護士の息子が母の手を握って記者達に宣言するラストシーンに目が潤みました。
冒頭で「実話に基づく」とあったので、調べましたがガチガチの共産党員でその思想によってスパイしたと知り、ちょっとがっかり。
でも作品としては素晴らしかったので、「実話をベースにしたフィクション」と言って欲しかったな〜

このレビューはネタバレを含みます

《隣のばぁばは元スパイ》

□記録
・2021年3月23日(火)-① 旧作89本目
[パルシネマしんこうえん]
2021年劇場鑑賞 48本目
natsu

natsuの感想・評価

3.0
政治や歴史のことについて無知すぎて不安だったけれど十分理解できた。もっと当時のことを知ってみたくなった。彼女のしたことは正しかったのか。
Sayuri

Sayuriの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

時代と、人の心と、正義と…
難しいんだよね。。

当時のジョーンはその時を一生懸命生きるただ1人の若い女性で、そこにあった心の揺れや、裏切りや悲しみや衝動が言い訳にならないことは彼女はよくわかってる。
わかってるからこそ言えないし、
でも当時のそれを否定することもできない。

息子に「頭じゃなくて心を使って」っていうのは、そんな彼女が言える必死の一言なんだろうな。

広い視点で見た、歴史や正義の動き。
その流れの中で生きる1人の女性。
その対比をこうやって二つの視点や
第三者の視点で観れる映画ってやっぱいいね。


2020.11.01.
kota

kotaの感想・評価

3.5
中途半端感満載。
秘密は冒頭で明かされるし、
ワクワク感がないんだよな〜。

でも、中途半端だから、テンポはいい。
だって全てに浅いんだもん。
息子と母親のくだりもよい。
息子が弁護士、かっこいいじやないの。
母親の考え方も一理ある。うんうん。

最近、観る映画に、必要かってくらいベッドシーンがある。ピュアなオイラは苦手だな。要らないよ。
nonchan

nonchanの感想・評価

3.0
スパイ容疑で逮捕された女性の実話に基づくベストセラー小説の映画化。
唯一の被曝国に生きる者としては、凄く複雑な気持ちになった。😓
鑑賞後にどの程度の真実が描かれているかググったら、やはり大幅に異なる筋書きになっているらしい。😓
着想を得た作品ではあるけど、事実とは異なる部分が多いという事だな。
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