SELF AND OTHERSに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『SELF AND OTHERS』に投稿された感想・評価

最近会った人の話で佐藤真氏が出てきて、観たかったのを思い出して視聴。
ドキュメンタリーとはどのようなものかを考えさせられる作品だった。牛腸の作品や肉声のコラージュだそうで、牛腸茂雄本人はすでに亡くな…

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apple
4.0

写真は常に撮る人と被写体の関係性を感じさせてくれる。
ナン・ゴールディンのドキュメンタリーを観た時も思ったけれど、撮る人が被写体に対して向ける姿勢、視線は自然とその写真に影響を及ぼし、その作品をみる…

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不在の風景に声だけが響く。表現形態に限って言えばこれも心霊映画の一種か。この声に「肉声」という字面が相応しいとは到底思えない。

このレビューはネタバレを含みます

パンに沿って動く電車

氷を足で砕く人たち
車で移動し振り返る住宅地に挟まれる写真
もしもし聞こえますか?この声はどういうふうに聞こえてるだろうか。
haya
4.0

牛腸茂雄の写真を富士フイルムのギャラリー(だったと思う)で観て衝撃を受け、彼のファンとなっていたこともあり、本映画を鑑賞。

彼の写真がふんだんに使われていることは、もちろん素晴らしいのだが、この映…

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36歳で夭折した写真家、牛腸茂雄の生涯を浚うドキュメンタリー。
4歳で脊髄カリエスなる大病を患い、手術が成功した後も相当な障害が残って医者からも長生きできないと宣告されていた茂雄が、周囲の反対を押し…

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「阿賀に生きる」(1992)の佐藤真監督が、1983年に36歳で早逝した写真家、牛腸茂雄の足跡を辿ったドキュメンタリー。「SELF AND OTHERS」は牛腸の遺作写真集のタイトル。

私は写真に…

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あ
4.0
住宅街の路地ずっと進むシーン良すぎる あと牛腸さんのもしもしで泣く
3.8

冒頭、住宅地の真ん中に設けられた草地に、一本の木が映し出される。鳥のさえずりとともに風が吹くと、葉はゆらゆらと揺れ、しばらく同じ画角のまま停止する。ぼくはその画面をただ見せられる。とても静かだ。

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牛腸茂雄という写真家のドキュメンタリーなのだが、本作の制作時点で既に亡くなっており、当時の肉声や写真によってその姿を浮かび上がらせていく。ナレーションは若かりし西島秀俊が務めている。

本作のキービ…

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