“何の変哲もない所に賭けている”
記憶の物質化=写真と、ひとつの歌で言った。写真がこれほどに、恍惚なものだとは。一人の記憶が幾つにも分散され、目撃される。その記憶に、良いや悪いやと批評する。醜い人の…
存在をもたぬ者が存在を問いかけることにより、存在そのものの輪郭が立ち現れてくる。
牛腸の写真と、その撮られた場所を交互に映すカメラ。不在と存在がいわば間違い探しのように連続して映すことで、存在そのも…
感動。この度宿った平熱とは「熱くも冷たくもない」といったようなことではない。「熱くも冷たくもある」のだ。人の温かさの集積・どこまでいってもやはり隔たりつづける人と人の間の冷たさ、その途方もなさ。それ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ある写真家とその人生を紹介、説明、解説して世間に晒す方法は一切ない。この映画は事実や彼の人生を曝け出さずにただ画集を眺めている気持ちになる。その向こう側に近づいていけずに、事実確認も作家の人生も説明…
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