筒井康隆原作の作品。
長塚京三主演。
妻に先立たれ、自分の人生を計算し、慎ましく生活している主人公。とても丁寧な暮らしをしている。
しかしある日から見えない敵に追われ、現実と空想が入り混じり、生活…
奥さんに先立たれて隠居してる大学教授が夢と現実の区別が無くなり魘されていく話。
全編白黒やけど食事のシーンとか色見えるように感じた。
老後の一人暮らしってルーティン的に生きるようになるやろうし…
世間的には勝ち組の老後なのだろうけど、幻覚?をみるようになって、現実との境界が曖昧になって、生活も荒れていくのが、死が近いからおかしくなったのか、おかしくなったから死が近くなったのか、そもそも本当に…
>>続きを読む私は筒井康隆が好きなのに劇場で観られなかったこともあり、この数ヶ月頭の隅っこでこの映画のことが気になっていました。
配信されてすぐ夏の朝7時くらいから観始めたそのタイミングも良かったのだと思いますが…
元教え子役の瀧内公美がいい。ワイシャツ姿が原節子を意識してるんだろうなー。清楚さと淫靡さをまとった姿が素晴らしい。
※と思ったら、実際、原節子みたいにと伝えていたと舞台挨拶の動画で監督が言っていた。…
妻に先立たれた男やもめ元仏文大学教授の一人暮らし
それにしても家事である
さぞやお困りのこと思いきや掃除・洗濯・料理まで何から何までテキパキなのである
特に料理である。魚焼き網で焼く鮭は勿論焼き鳥、…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA