原作未読。筒井康隆らしい、現実と妄想が混濁する不思議譚。後半にかけてはその傾向がより強くなり、現実か妄想かの判別すら諦めてしまった。これを完全に理解して楽しむだけの素養は、自分にはありませんでした。…
>>続きを読む静かすぎた。映画館で見なくてよかった。
主人公と馬が合わなすぎた。
変なプライドがあるせいで、生に固執しようとも出来ないのがなんとも。プライドへし折ってマクドでバイトしてみろよ。世間知らずだから、多…
長塚京三を主人公の仏文教授に持ってきたのが良かったのか。長塚京三自身パリ大学出身なので良いと思ったのかな、監督。殺人をしないと殺人者は演じられないですか?長塚京三は品が良すぎ。前半の静かで規則正しく…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
筒井康隆先生の、60才を過ぎた頃書かれた小説『敵』の映画化
「老人文学の金字塔」と言われてるそうです
孤独、老い、リアル貯金減ってくる、収入が無くて税金が払えない人、死への不安、なんだか身に迫る…
このレビューはネタバレを含みます
こんなにタイトルが鑑賞中ずっと頭の片隅にあった映画も珍しいなと思う。
前半の主人公の生活とタイトルにギャップを感じて何が敵なのかずっと気になって興味深く見られた。
が、突然メールで敵の文字が出てき…
このレビューはネタバレを含みます
世の中変わっちゃって、元大学教授の誇りとかプライドとか、そんなの生きるのに邪魔なんだ。でも、ただ生き延びるために生きることををどうしても受け入れられないんだよ。
あのころ普通だった生活が、今では贅沢…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA