瘋癲老人日記の作品情報・感想・評価

「瘋癲老人日記」に投稿された感想・評価

官能的作品でした。文子様綺麗でS気たっぷりでなんともエロテックで最高でした。

このレビューはネタバレを含みます

変態老人と強欲美人嫁の物語


老人(山村聰)と老婆(東山千栄子)には、息子(川崎敬三)の嫁(若尾文子)がいる。
老人は嫁を溺愛しており、足(膝から下)を揉むから始まり、嫁がシャワーを浴びている最中に出してきた足を舐めて転がり回ったり、足の指まで舐めたり、と変態的。 
段々、若尾文子が「女王様」で、山村聰が「しもべ」の構図となり、強欲美人嫁の若尾文子のいいなりにどんどん金を出す老人。(一方、実の娘には金貸さない極端さ。) 
若尾文子の「私の言う事なら何でも聞く?」→山村聰「なんでも聞く」というセリフが二人の関係を顕著に示している。 

終盤、お釈迦さまの歩いた跡を意味する「仏足石」の説明を老人が嫁にして、「君の仏足石を作る。僕の墓にそれを置いて、僕はさっちゃん(嫁)の足の裏の下で永遠に安らかに眠ることができるのさ」と若尾文子の仏足石を取りまくる。最後は、拓本が舞う中でそれを追い回す老人の姿を映して「終」。 

若い美人女性に対する老人の異常性欲を描いた映画だったが、異常な話だったので自分には「ついていけない」という感じだった。 

若尾文子が出演していなければ観なかった映画である。
若尾文子さんの天性のS女ぶりを見よ!
そら庭にプールも作るし、墓石用に足型も取る。
やみこ

やみこの感想・評価

5.0

息子の美しい妻サツコににベタ惚れした病気のおじいちゃんが這いつくばってシャワーシーンを覗き見、そしてサツコの足にむしゃぶりつく。
コロコロとサツコの手のひらで転がされて、貢がされて、蹴られて、喜ぶおじいちゃん。

こんな変態老人映画があったとは。。
この映画の事は絶対忘れません(笑)

#ドMじいちゃん
MSKABE

MSKABEの感想・評価

5.0
パンツが凄いデカいのとプールサイドで変な帽子かぶってたこと以外満点な、若尾文子のお家芸!嬉々として唾を飲む山村聰、本物と見た。
脚を触ってきた山村聰に『老人のくせに生意気』と若尾文子。死期を悟り、自分の入る墓を探しに京都へ行きたいと言うと『何だそんな事 つまらない』と吐き捨てる。最高。小津映画と併せてどうぞ。
 若尾文子に蹴られたい。という話。
 フェチというものは市民権を得てきたが、当時は年の差も含め、センセーショナルだったろう。
 谷崎潤一郎の嗜好をそのまま反映した原作を映画化というより映像化した。東映の『旗本退屈男』のような「ゲテモノ」ぶりがあり、そこに佐藤忠男は「世俗路線」と名付けたが、そのとおりだろう。
 『眠狂四郎』しかりだ。
 しかし、山村聰が凄い、指を(もちろん足の)舐めたり、蹴飛ばされたり、驚いた。
 先に小津安二郎の松竹映画での真面目な役や、後の『必殺仕掛人』の重厚な元締めしか知らなかったので、びっくりした。
 若尾文子!現実には黒川紀章が彼女を手に入れたと思うと、黒川は拒否されなかったと思うと、羨ましくなってきた。
 こんな昔から、瘋癲ならぬ変態老人だった谷崎は、有無を言わさず偉い。
若尾文子の美しさにあっさりと陥落してしまう瘋癲老人。男は死期をさとると溜まっていた欲望が溢れ出てしまうのかもしれないが、あまりにも醜い。
50年代、60年代の映画で、ここで終わる!?ということが起きるのだが、慣れてきたので、もしかしてここら辺で…と思ったら、そうだった。
mononcle

mononcleの感想・評価

3.8
50年代、小津作品に出演していた頃には、想像のつかない山村聰の卑猥な爺様ぶり。よくぞ出演OKしたものだと感心する。谷崎自身も同じような事をしていたにちがいない。いや、もっとはるかに助平だったろう。谷崎の場合は、脚フェチではなく足フェチなんであろう。前者ならば、若尾ではなく脚線美の北原三枝あたりをキャスティングしたいところ。だが実際は、八千草薫を希望したという噂を若尾文子の事情通より洩れ聞く。

____若尾文子映画祭 青春より
山村がほんと気持ち悪い爺ぶりなんだけど、やっぱ若尾文子に軍配が上がる。
うざったそうに老人を蹴り離す若尾文子…たまらん…。
真っ赤な足形が散る部屋の視覚イメージは中々。
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