大学教授を辞じて10年になる渡辺儀助は77歳。
今は都内・山の手の古民家で講演や執筆など僅かな収入を得ながら、慎ましく暮らしていた。
預貯金が後何年持つか、すなわち自分が何年持つかを計算し、後何年い…
*相当程度のネタバレを含みます。ご注意下さい。
洗いざらい掘り起こされる記憶と、その下にしっかりと埋めたはずの怒りや疾しさ、密かな欲望といった本音が白日の…
とんでもない悪夢。私もたまに見るけどあそこまで悪夢じゃない。
悠々自適に1人の暮らしを楽しんでいるように見えるし、本人もそのつもりかもしれないが、潜在意識は違うようだ。
「早くみんなに会いたいなぁ…
現代社会を白黒で映すことを珍しく感じた
フランス文学から何を学んだんだい
寝て起きる、飯を作って食う
夢かうつつか、認知が歪む後半持っていかれた。映画だからできるぶっとび表現
怖くて寝れんくなっ…
気になっていた本作をWOWOWオンデマンドで。高齢化社会を迎えた現代において、自身が老いていくことについて考えさせらる作品だった。妻に先立たれ、一人で暮らしている渡辺。大学教授だった彼はインテリジェ…
>>続きを読む長塚京三さん主演、筒井康隆氏原作の映画『敵』。
全編モノクロ映像で、長塚さんは元大学教授・儀助を演じている。
77歳、妻は20年前に他界。親兄弟も子供もおらず、まさしく天涯孤独の身。
立派な日本家屋…
♟気になるとこだけ一言レビュー♟
【本作レビュー史上、最も品性に欠けたレビューを…】
白菜キムチを食べて…
尻から出血…
これ…
北(朝鮮)から来た敵に…
撃たれて出血…
…
…のメタファー…
物置でコケた時に意識無くなってそのあとは全部夢の中のストーリーかと思ったけれど、現実と妄想を行ったり来たりなんだね。大事にし過ぎている家自体が意識を持っているかのようなストーリー。代々の当主がそこで…
>>続きを読むⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA