演技の映画。それは劇作家と女優についてのストーリーをとっても、役者たちの過剰なまでの演技演出をとっても言える。
驚くべき映像!のようなものは一つもないが、これほどまでに役者の演技がエネルギッシュなも…
生きることはすなわち芝居をすることであると言わんばかりの、リリーとオスカーの演劇合戦の最中、ふっと挿入されるリリーのクローズアップ。その映画的技法によって、演劇的芝居を超えたニュアンスが表現される。…
>>続きを読む「或る夜の出来事」と同年制作のスクリューボールコメディとやらの代表作らしいが比べるとちょっと落ちる感じ。
「或る夜の」はテンポの良さと進行の上手さが面白かったが、本作は変人演出家と女王気取り女優と…
主演二人のひたすらにハイテンションかつヒステリックな会話の波状攻撃を受容できる心の余裕が今の私にはない。そのやり取りが同じ場所に留まることなく特急車で移動を続けているのがせめてもの救いなのかも。ラス…
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