ブロードウェイ演劇界を背景に芝居と実生活の区別がつかなくなる演出家と女優の腐れ縁を描いたコメディ。
ホークスのコメディ作品特有の凄いスピード感ある演出で一気呵成に進んでいって、あっという間に観終わる…
爆速。ヒステリックにがなりあう男女と呆れ返る周囲の様が、なぜこうも面白いのか。ワンカットのインサートで話を進める手捌きは何なんだ。狭い室内での大仰な身振り手振りの、ディレクションと撮影の鮮やかさは何…
>>続きを読む生きることはすなわち芝居をすることであると言わんばかりの、リリーとオスカーの演劇合戦の最中、ふっと挿入されるリリーのクローズアップ。その映画的技法によって、演劇的芝居を超えたニュアンスが表現される。…
>>続きを読む「或る夜の出来事」と同年制作のスクリューボールコメディとやらの代表作らしいが比べるとちょっと落ちる感じ。
「或る夜の」はテンポの良さと進行の上手さが面白かったが、本作は変人演出家と女王気取り女優と…
“夜明け前が一番暗い”と三流記者が思わず言う、そんな痴話喧嘩が延々と続く。
それはそれは愉しい列車旅行となった。
手籠にした、たかだか化粧品モデルに心血注ぐ天才(であろう)劇作家。
前半は、その型…
演技の映画。それは劇作家と女優についてのストーリーをとっても、役者たちの過剰なまでの演技演出をとっても言える。
驚くべき映像!のようなものは一つもないが、これほどまでに役者の演技がエネルギッシュなも…