【闘牛場という命をベットする量で想いが変わる場所】【東京国際映画祭】
■あらすじ
『パシフィクション』(22)に次ぐアルベルト・セラの新作。
アンドレス・ロカ・レイ、パブロ・アグアドなど、人気闘牛士…
ある闘牛士のドキュメンタリー
闘牛はこれまでミクテで牛に突かれて死ぬ瞬間しか見たことなかったのでそれら動画の印象が強かったが、本作はそのような野蛮にも見える死と隣り合わせの暴力性と儀式性、そして人…
判断中止。いまの時勢で闘牛士のドキュメンタリーを撮るにあたって、アルベルト・セラはもっとスペクタクルの暴力性を際立たせることも(喝采をあげる観客たちのカットが入っていたら?)、あるいは運動の美しさを…
>>続きを読む東京国際映画祭8本目
まず伝統的な闘牛について知らなさ過ぎて驚くことが多かった
今はこの通りのルールではなかったりするようですが、牛に本当に剣を突き刺して息絶えさせ耳を切り取るということや闘牛士が命…
ほとんどやっていることは同じで単調なはずなのに、緊迫感は続き、スクリーンに釘付けになる。
一方的とはいえ、リアルな命の取り合いを観たくなる気持ちが理解できた。
「孤独」とは仲間たちからの賛辞にほ…
第37回東京国際映画祭
ワールド・フォーカス部門
スペインの人気闘牛士たちの日常を淡々と描いたドキュメンタリー。
昨年のTIFFの審査員を務めたアルベルト・セラが監督を務め、今年のサン・セバスチャ…
セラさんの手にかかれば闘牛士も『ルイ14世の死』ジャン=ピエール・レオと化す(というか、だからこの題材に興味持ったのだろう)。剣を構える闘牛士と突進する牛の切り返しカットつなぎに顕著だが、予想通り一…
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