全編にモノローグがつくかなり特徴的な語り口の作品だった。主観的な物語に孕む「わからなさ」を巡ってすれ違う登場人物たちが描かれているところが面白い。
「信用できない語り部」的な予感はミスリードでしかな…
出だしから17歳の少女ヨハンネの独白が延々と続くが、これが意外に心地良く、いつの間にか引き込まれている。彼女はある日突然、高校の臨時の女教師に恋をする。想いを文章にしusbメモリーの中に留めておくつ…
>>続きを読むDREAMS
17歳の少女が女性教員に恋をした経験を手記として記録する。その手記を巡り、少女と少女の母と少女の祖母が対話するお話。3世代の女性達の考え方の違いがよくみえて、とても面白かった。
あ…
すんごい良くてヨハンネの独白に引き込まれた。前半のモノローグと暖かみのあるヨハンナの部屋でのシーンは、とても官能的なのにあまりに無垢で純粋すぎて窒息するかと思った。
手記を出版云々の中盤以降は若干ド…
主人公のモノローグ主体で話が進行していく。ただ、余白が多いのでこちらの想像力に委ねられるような部分が多く、この演出は観てる人を引き込むのに効果的だったように思う。女教師のヨハンネへの気持ちがどういう…
>>続きを読む中盤の祖母・母・娘の三世代それぞれがしっかりとフォーカスされるようになったところから話がぐっと面白くなる。エリック・ロメールのような後を引くラストもよき。結局、一番たちが悪いのは生徒たちが自分に夢中…
>>続きを読む少女の初恋と片思い世界、祖母、母を通して描く自己世界。前半は主人公の独白と彼女がひたすら映し出される。彼女の語りだけが映し出され、他者との会話、周りとの人間関係は母、祖母、そして片思い相手の女教師の…
>>続きを読む初北欧映画。自分に刺さりすぎた…ヨハンネの語彙力が凄くて小説を読んでる感じだと思ってたらまさに小説(手記)の中だった。
「恋は盲目」が結構メインなテーマに感じた。形は違えどみんな同じ経験をしたことが…
・『LOVE』に続いて、オスロシリーズの鑑賞2作目。(『SEX』は見逃しました、、観たかったぁ)
・ヨハンネの思春期全開な感じがいい。一見大人っぽい女の子なんだけど、自意識過剰だったり家族の意見に左…
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