春のソナタの作品情報・感想・評価

春のソナタ1989年製作の映画)

CONTE DE PRINTEMPS

上映日:1990年11月24日

製作国:

上映時間:107分

ジャンル:

3.9

あらすじ

『春のソナタ』に投稿された感想・評価

ロメール「四季のコント集」第1作。ロメールの脚本は、即興を許さず、例によって色彩への拘りは衣装、部屋へと及ぶ。長廻しが多い作品。撮影は新人リック・パジェス。そして初のヴィスタサイズ。
シネヴィヴァン…

>>続きを読む
5.0

例に漏れずロメールの熟練の技が際立つ軽やかな会話劇
偶然の出会いを契機に人間模様を描くいつものパターンかと思いきや、よくある欲望への誘惑や倫理的に逸脱した恋愛未満の導きは見られない
物語的にもわかり…

>>続きを読む
miiiku
4.9
このレビューはネタバレを含みます

初めてのロメール作品。他の作品はまだ観ていないけど、これがロメールのやりたいことの基本なんじゃなかろうかと思わせる、ロメールの思いが伝わってくる気がする、最初に相応しい作品だったと、自分なりに確信し…

>>続きを読む
ジャンヌの硬質な品の良さ、肩幅の直線や流れる眉の角度なんかが全部好きだった
t0ni
-
ここにいる理由を、私が嬉しいからって言うのすごい良い言葉かも!
推理のシーンはなんか少女漫画のような感覚だった
杏
-
近づいている春を感じたくて見た
全てが異国で全てが映画だった
ジャンヌは賢い大人の女の人であとちょっと頭でっかちだななんて思ってたけどとても素直で純粋で愛おしくなった。
sharp
5.0

ロメールって本当に映像を撮ることが得意すぎると思う。この映画のどのショットも、ちゃんと計算されてる感じがするのに、全然わざとらしくなくて、むしろ自然に美しさが滲み出てる。
鏡越しに映る二人がコミュニ…

>>続きを読む
いび
-
このレビューはネタバレを含みます

友人のホームパーティーで偶然出会った哲学の教師ジャンヌとピアノを習う学生ナターシャ。
ナターシャはジャンヌを母のいない、父の不在の家に招くが、間も悪く父が帰宅してしまう。謝罪する父は、荷物をとりにき…

>>続きを読む
Aoyoao
4.4

高校で哲学を教えるヒロインがパーティで知り合った友人と知り合い、ひょんなことかそ彼女の父親、父親の恋人と別荘で過ごすエリック・ロメール監督の会話劇。
冒頭の従姉妹とのやり取りから、見事な会話のアンサ…

>>続きを読む
本当人生って素敵だな

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ《春》が使われてるのもまた素敵

あなたにおすすめの記事