面白かったのがビジュアル系が題材だけど、ビジュアル系の布教や魅力を過度に伝える映画ではなかったという点。
この手のジャンルや地方都市を題材にした作品だと、その魅力を伝える内容に尽力してるというのが…
ライブシーンの音響設計がライブハウスそのものでテンション爆上がりした。宮崎監督はそこら辺の芸が細かい。意地の悪い女キャラは相変わらずありがちすぎて笑ってしまうけれど、ベタベタ演出でも確かに物語を前へ…
>>続きを読む今どきJKが母の過去と自分のルーツを探るためにアンダーグラウンドなV系の世界に足を踏み入れるというストーリーだけでもう惹かれた。V系は中学生の頃少しだけハマってたことがあるが、本作は当時から変わらな…
>>続きを読む「自分のルーツ探し」
「V系バンドとライブハウス」
「グラビアアイドル」
なかなか異色な組み合わせでしたが、上手く纏められた良作だと思います。シリアス寄りのストーリーラインに、寒色系の暗い画作り。…
ヴィジュアル系に没頭する青春。文化祭でNewJeansを踊る青春。そのどちらも軽視されることなく、描かれていた。
菊地姫奈。この映画の中心に、彼女がいる。
派手な台詞も、感情を爆発させる芝居もない…
ここ数作飛ばしてしまっていた宮崎監督作だけど「VIDEOPHOBIA以来のサヘル・ローズ起用だから」っていう謎の導線でもって本作はエントリー。
他作で見られた独特なドープさは鳴りを潜め、随分とサラ…
やりたいことは理解できるが、人物描写に関して色々と惜しいなーと思った。ラストの歌唱はグッと来るものの、そこまでの運びに若干無理を感じる。
藤重政孝・菊地姫奈両人の眩しさはフィルムにしっかり刻まれて…
このレビューはネタバレを含みます
亡き母の面影を追い、V系を知る主人公。
“おそらくLUNA SEAのあの曲が流れる“という確信の下、良くも悪くも予想の域を超えない展開だった。
途中、ヘドバンを練習する姿の微笑ましいこと。古参も新規…