本作におけるメディアの扱いは極めて批評的だ。カセットテープ、VHS、短冊形の8cmシングルCD。画面に散りばめられたこれら90年代の遺物を、単なる「エモい」レトロ趣味のガジェットとして消費するのは、…
>>続きを読む面白かったのがビジュアル系が題材だけど、ビジュアル系の布教や魅力を過度に伝える映画ではなかったという点。
この手のジャンルや地方都市を題材にした作品だと、その魅力を伝える内容に尽力してるというのが…
ライブシーンの音響設計がライブハウスそのものでテンション爆上がりした。宮崎監督はそこら辺の芸が細かい。意地の悪い女キャラは相変わらずありがちすぎて笑ってしまうけれど、ベタベタ演出でも確かに物語を前へ…
>>続きを読む目黒鹿鳴館を追ったドキュメンタリー『追憶と黎明』という特典映像付き。目黒鹿鳴館という名前は知っていたが、移転につき営業を一旦終了していたことまでは知らなかった。SUGIZOやPATAに混じって東海林…
>>続きを読む33本目
大阪アジアン映画祭
【舞台と時代背景】
東京都内
目黒鹿鳴館
ほぼ現代
ヴィジュアル系音楽カルチャー
1990年代の黄金期を経て、2000年以降は低迷
若者のアイデンティティや性の多様…
今どきJKが母の過去と自分のルーツを探るためにアンダーグラウンドなV系の世界に足を踏み入れるというストーリーだけでもう惹かれた。V系は中学生の頃少しだけハマってたことがあるが、本作は当時から変わらな…
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