この映画のセリフが、幼い頃に聞いた祖母からの言葉を思い出させた。
「海が……真っ黒だった」
同じ言葉だった。
何年経ったとしても忘れちゃいけないことがある。憎しみや悲しみではなく、未来に繋い…
終戦を知らないまま2年、木の上で援軍を待つ二人。
ガジュマルの懐の深さ
海の壮大さ
その沖縄が二度と前のようには戻らないこと
帰りたいー帰ろう
二度とこうならないように。
たまたまだけど、今…
木の上に取り残された二人の関係性や、それぞれの心の変化を丁寧に描いていく作品。二人芝居の舞台を観ているようと思ってたら、元々は演劇だったのね。そちらでは藤原竜也や松下洸平が山田裕貴の役を演じてたとか…
>>続きを読む実際、きっともっと凄惨な極限状態だと思うのだけど、その辺はソフトな演出になっている。
ユーモアのある会話もあり、木の上が居心地良さそうだったりして面白い。
でも、2人の状況を考えすぎると胸が苦しくて…
やっと観に行けた。
訓練を受け覚悟を決めて来た者と、その島に暮らしていただけの者とでは恐怖や絶望の感じ方も違う。
目の前で友人家族知り合いが死に、土地家屋が荒らされ、投げ捨てられた物から状況を察する…
8/6にこの映画を観たということも
凄く胸に染みました。
戦争が人間たちに与えたものは
一体何だったのか。
ユーモアと厳しい現実とのギャップが
より悲惨さ残酷さを色濃くしている
演出として見や…
観るべき映画。
本当に重いんだけど、安慶名のアホさにクスッとしたり、重くなりすぎないように作られてたのが良かった。
何もしてないのに命を奪われた人々のことを思うと胸が痛い。戦争がまだ続いてると思…
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