最後まで人を騙すジョーカーでいれば、あるいは逃げ切れる道もあったかもしれないのに、新聞屋のおばさんに見せたような情を捨てきれない性格が仇になってどん底に突き落とされるの、すごいギャング映画的で良か…
>>続きを読むこの時代のメキシコ映画ってほとんど観たことないなあ…って観に行ってみたけど、まじこれアメリカ映画やな!シネマヴェーラで普段観ている映画に近い。なかなかに面白かったぞ。
てか、HPだとメロドラマって書…
詐欺まがいの霊媒師を主役に据えたアルフレッド・ヒッチコック監督の傑作『ファミリー・プロット』がつい頭をよぎるところだが、『犯罪者の手』は、ヒッチコック的な華麗さというよりは、やや硬質な手つきで撮られ…
>>続きを読む✔️🔸『犯罪者の手』(3.1)🔸『エルサント対吸血鬼女』(3.2)🔸『港の女』(3.7)▶️▶️
現在のメキシコ映画人といえば、監督、取分け撮影監督は、ハリウッドの中枢にあるのは、確かだ。が、…
詐欺師と殺人犯の駆け引き。
殺人を問答無用に所与の重罪としてるのが良い。
運命が決まるシーンだけ顔を大映しにする正しさ。セットも素晴らしく、アオリや俯瞰のショットも活きている。
文盲の貧しい女…
2時間近くとちょっと長いが相当面白い。路地裏にある(移動で大通りに出るためには正面の長い細道を歩かなければならない)占い屋敷がとても優秀なセット。
アルトゥーロ・デ・コルトバがレティシア・パルマと自…
インチキ占いで生計を立てる小悪党が大金持ちの死に不審な点を見つけたことを切っ掛けに死んだ男の妻に近づき脅迫しようとするも、その女性は実はとんでもない悪女だったという実にフィルム・ノワールな一作。陰影…
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