みんなのための資本論の作品情報・感想・評価

「みんなのための資本論」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

おバカでも分かった資本論講座。でも寝たら半分忘れた。半年ほど前に見たので全部忘れた。どうもおバカさんです。てへ。

NHKで見たので50分版です。悔しいです。編集すな。いらん事すな。オリジナルを見せい。という内容のメール送っておきました。

数日後返信メールが届きましたので転写いたします。
※()内は一部を除きまして私の思いです。

いつもBS世界のドキュメンタリーをご覧頂きましてありがとうございます。(どういたしまして)

この番組は、海外の制作者が作った優れたドキュメンタリー作品を
日本の視聴者の方にご紹介しているものです。(知ってまふ)

私どもが購入して放送している海外の番組の長さは様々です。
大まかに言いますと、45分から58分くらいまでの幅があります。(これ85分だふ!)

しかしながら、BS1の編成上、
BS世界のドキュメンタリーの放送時間は49分です。(それも知ってまふ!)
従いまして、その番組が49分を超えている場合は、やむを得ずオリジナル版から必要な時間を削らさせていただいております。
また、90分サイズの作品については、前編・後編に分けて放送することもあります。(だったらこれを分けんかい!)

もちろん49分に収まるものにつきましてはカットをせずにそのまま放送しており、原語でお楽しみになりたい方のために主音声を日本語、副音声をオリジナル版の原語で放送しております。(字幕については日本語とさせていただいています)(そんな事は聞いてまへん)

このように、外国語の作品を日本語版にする以外は、できるだけ私どもの方で手を加えないようにしておりますが、テレビは放送時間の制約があるため、調整をさせていただいています。(そこをなんとか)

余談ですが、作品によってはネット上にオリジナル版がそのままの形でアップされているものも稀にございます。(えええ?違法動画勧められてるの?どゆこと?何?怖い)
それ以外は、映画館などで公開されているドキュメンタリー映画をご覧になるか、隔年で開催されている山形ドキュメンタリー映画祭(次回は来年10月)などでご覧頂く方法があろうかと思います。(遠いわ!)

BS世界のドキュメンタリーでは、今後も選りすぐりの作品をお届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
お便りありがとうございました。
(どういたしまして)

てなわけで僕一人の意見で何かが変わるなんて思ってないし無理だって事くらい分かってるんですが、民放ならまだしもNHKがもしフィクション映画を編集して放送したら「いや、なにしてんの」て話じゃないですか。僕だけならごめんなさいね。ドキュメンタリー映画なら良いですか?同じ映画じゃないですか!ここを言いたかったんです。
僕はもっとドキュメンタリー映画を平等に扱って欲しいだけなのですよ。

※去年のメール内容なので山形国際ドキュメンタリー映画祭は今年あります。http://www.yidff.jp
Masumi

Masumiの感想・評価

4.2
160925

経済の話なのに、とっても分かりやすい。思わずノートとりたくなりました笑。

この映画を見たおかげで、格差社会がIT化やグローバル化で更に加速しているという現状が分かりやすく理解できました。


教授の前向きなメッセージも力強くて勇気づけられて...
こんな世の中だけど、わたしももっと勉強して、何か少しでも社会を変える力になりたい...!と思わされました。
ガッテンガッテン!
データも理論もあるのに上手くいかないのが、経済のイヤな所だな。
akibanao

akibanaoの感想・評価

4.1
ビル・クリントン政権時代の労働長官によるアメリカにおける経済格差を扱ったドキュメンタリー。
同じテーマで多くの作品が作られているが、この作品の白眉は「なにが」「いつ」「なぜ」「どのように」この問題を生み出し、それがどのように影響するのかを順を追って丁寧に説明していること。
世界最大の政治イベントを控える今にこそ、お勧めの映画です。
豆

豆の感想・評価

3.5
わかりやすく経済の不平等について説明。世界中が同じ悲劇に向かって走って行っている気がする最近この頃
KS

KSの感想・評価

4.3
なぜ労働者の給料は上がらないのか。富の集中を作った失政について、ビル・クリントン政権下で労働長官を務めていたロバート・ライシュが解説した映画。

安定した経済社会を作るには雇用を生み出すための消費をする中間層の所得が上がらなければ、安定した経済発展は見込めない。そして中間層の労働者が発言権を持たなければ給与は上がらない。では、どうやってその発言権を確保するか。どうすれば労働組合を機能させる事ができるのか、分からない世代となってしまっては主張する機会さえも与えない。そして、それは悪循環を生み教育を受けさせない事で言いなりとなる労働者を生み出す。


70年代後半からアメリカの労働賃金は上がっていないのになぜ経済規模は拡大していったのかは、
①70年代後半の女性の社会進出。(60年代には認められずなぜここにきて社会に受け入れられるようになったのか。奴隷解放後から黒人家庭では母親の収入が家計の柱であったことを考えると、貧困と女性の社会進出の関係が見えてくると思います。)
②90年代労働時間の長期化。一つではなく2つ3つの仕事の掛け持ち。
③住居の担保によるローン。
これらがサブプライムローンへの伏線へとなっていったんだなと。そして話が進むに連れアメリカの事を語っているにも関わらずいまの自分の話をされているようで他人事ではなかった。昇進しても上がらない給与がどのように引き起こされるのか、憤りを感じている人は一度観てみるといいと思います。


見終わった後、ではどうやって労働者の主張する場を作るのか。労働問題を考える上でものすごく大きな課題は残ったけど、どこにピントを合わせれば良いのかがハッキリしたことは良かったと思う。
格差社会、制度疲労。我々の生活のベースとなっている資本主義そして民主主義について考えさせられる。このまま黙っていると「みんなのため」ではなく「上位1%の人のため」になってしまう。今まさに大きな変革期に差し掛かってきてる。

クリントン政権下で労働長官を務めたロバート・ライシュが小気味好く核心をユーモアも交えて語ってくれてる。

ただ、このライシュの声も今の状況からすると「みんな」に届くことなく、ある力が働いてもみ消されてしまうのではないか、という恐ろしさを感じずにはいられなかった。
MSTY

MSTYの感想・評価

4.1
アメリカの経済を扱ったドキュメンタリー映画です。経済に関する前知識がそんなになくても内容は充分に理解できます。

映画では、アメリカの経済を事例としながら、「経済的な不平等が問題となるのはどのような場合なのか」、そして「なぜ、このような不平等が起こるのか」という内容が、丁寧に説明されています。

この映画のよいところは、丁寧な説明がなされているという点だけでなく、全編を通じて堅苦しさがないという点にもあります。この映画の導き手である経済学者ロバート・ライシュのユーモア溢れる人柄もあって、最後まで飽きずに観ることができました。
saab

saabの感想・評価

3.6
おそらく高校生ぐらいに見せると経済とかに興味持つようになるんじゃないかなー。とても興味持って見られる作品
クリントン大統領時代に労働長官を務めたロバート・ライシュの語りを軸に、いまの経済問題を読み解くドキュメンタリー。
超がつくほどの経済オンチの自分にも分かりやすい平易な解説と、明るい未来を手繰り寄せる事はできるんだという力強いメッセージに心を揺さぶられた。

トリクルダウン経済ではなく、分厚い中間層を育てる事が格差の拡大を防ぐ最も効果的な方法であるとライシュは説く。歴史から明らかなように、中間層の消費力こそが経済を回すのであり、少数の富裕層は経済に何の寄与もしないのだと。
そして、格差社会は民主主義の弱体化を招く大問題であるとも。政治が金で買われるようになり、企業優遇の政策により金権政治が蔓延する。こうしたモラル低下は民主政治をどんどん後退させる。

いやー、すべて納得できますね。日本の現政権の経済政策がアベコベノミクスと揶揄される理由がとても良く分かります。そして、民主主義の弱体化という点も、そっくりそのまま今の日本に当てはまる。

ちょうどタイミング良くジョセフ・スティグリッツ教授が日本の経済政策について提言した事が報じられましたが、そこでの指摘も本作に通じるもので、やはりと思うばかり。

こうした政治の間違いを指摘するためにも、本作のような良質な教材が必要なのであって。こういう作品をもっと観たいと思った。
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