11歳の少女フキの視点をメインに、夏休みの間彼女の周りで起こるあらゆる出来事が綴られていく
確かにそこで起こっているのに目に見えないこと語られないことの怖さ、苦しさ、緊張
生ぬるい空気がずっと漂っ…
ああこれは相米慎二『お引越し』オマージュだ。子ども視点と時おりふっと空想世界へつながる感覚、なにより強く見据える目を正面からまっすぐ撮る画で確信した。
異様なまでに大人びた小学5年生の女の子の視点…
2025年劇場鑑賞89本目
事前に『PLAN 75』を見てから鑑賞。どういう作風の監督なのか知る上で見といて良かったと思った。前作ではシリアスなテーマで高齢者を映し出し、今作では対照的に子どもの物…
『ルノワール』観た。丁寧に作られたいい映画だとは思うんだけど、合わなかったな……『プラン75』も設定は興味深いのに全体的に全然のめり込めなかったので早川千絵監督作品はちょっと苦手なのかもしれない。フ…
>>続きを読む小5の純粋な女の子
自由奔放に見えるけど大人の顔色を伺いながら生きていて
大人の愚かさを実感させられる
死とは、生きるとは、何なのか
身近な父親が亡くなることで、死を俯瞰してしまう気持ちから少しは…
11歳のフキが、子どもなりに心を理解しようとする物語。小学校高学年て、大人が思っているより大人だし、それでも子どもである姿がよかった。
フキなり感情表現も、ふらふらしているようでただそうしているだけ…
かなりやられた。
日本映画ぽくない、あくまでフキの目線で捉えた世界
リアリズム的な大人の世界の断片と語らない演出、対して主演の鈴木唯ちゃんに寄り添ったドキュメンタリズム、後半のマジカルリアリズム…
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