風景や生活が1980年代である事で見えてくるもの色々あります
昔は良かった…なんて美化された思い出補正です
連絡手段などなく、汗の滴る暑いあの時代
情報の真偽を確かめる全てだって難しい時代
…まあだ…
フキ視点の映像あまりに斬新で素敵だった…!
ふと自分視点でフキの周りの出来事を整理すると、なかなか重たくて暗い様な問題も、フキの視点で描くと全てが非現実的でベールがかかったもやもやとした世界を映し出…
フキは好奇心旺盛でいきいきと毎日を過ごしているけど、だからこそ危うさがずっとすぐ隣にある。余命わずかの父の存在もあり、フキの身近には常に"死"がある。
子どもは大人が思う以上にいろいろ見てて分かって…
大人については分からないけど、もう子供ではなくなってしまったということが、はっきりと分かった。
僕はいつから、フミのような、彼ら彼女らのような心を失くしてしまったんだろう。
今僕の中にあって、僕に取…
子供の頃の記憶が一気に甦る。子供には自己憐憫というものが無いのかもしれない。自分の気持ちを表現する言葉を持ち合わせておらず、でも何かわだかまりを感じて過ごす。主人公のフキと同じ世界を過ごしているよう…
>>続きを読む『ピュア』
子供の目線で描くことで我々大人社会が汚れていることに気付かされた良作でした!
とはいえ、子供のころに思っていたようにはならないことばかりで、大人社会を生きていくことの大変さや難しさを痛感…
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