風景や生活が1980年代である事で見えてくるもの色々あります
昔は良かった…なんて美化された思い出補正です
連絡手段などなく、汗の滴る暑いあの時代
情報の真偽を確かめる全てだって難しい時代
…まあだ…
大島依提亜のポスターから。
PLAN75の監督の2作目だった。前作は扱ってるテーマが直球だったけど、今回は色々ごちゃ混ぜでよかった。80年代ってのも地続きの異世界があっていい。完全再現はされてないか…
ルノワールっつうかレンブラントだぁ(※知ったかぶり)な陰影の画、逆光は正義、夕陽や炎や室内の灯といった暖色と夜明けの青を捉えた色づかい、画面手前にナメモノが入る緊張感、食器棚の窓かなあ上手側にダブっ…
>>続きを読む11歳の少女フキとフキの父である圭二の生と死の対比は執拗な左右のカメラの動きによって表現される。しかし、映画の序盤から中盤でフキは図書室で飢餓で死にいく人間の写真集を読んだり、戦時中の映画?を友達…
>>続きを読む2025/7/1
あーーもうめっちゃよかったよすぎた。こんな言語化できない感情たちが繊細に描かれてて、それがエンドロールでテーマがわかった気がして、生きようと思える映画だった。みんなに見てほしい。
…
映画が救いであるということを思い出させてくれる作品。人間は冷たく、残酷、いやらしく、あさはか。しかし人間をあたためるのもまた人間である。一見するときわめて希薄な関係しかないはずの英会話教師がみせる涙…
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