『PLAN 75』で老いと死の問題を鋭く描いた早川千絵監督の新作となる本作は、今度は11歳の少女の瞳を通して、家族を襲う死の影と喪失との向き合い方を繊細に捉えた作品である。
タイトルの「ルノワール…
子供の頃、純粋に信じていた力があった。そういうおまじないや超能力みたいなものを具現化した映画、イノセンツを思い出した。
フキが特別変わった子なんじゃない。きっとどこにでもいる好奇心旺盛な子なのだろう…
日本版ペパーミントソーダのような印象を受けた、あっちは生活にあまり親近感が沸くところを見つけられなかったんだけど、やっぱり舞台が日本になると自分の幼少期と重ね合わせて観てしまうな
フキにとっては取…
語りすぎず、かと言って観る側への丸投げでもなく、行間を読んでいく過程の、そのバランスが絶妙で気持ち良かった。
残酷さと未熟さと純粋さがまぜこぜになったフキのあやふやさは眩しかったけれど、大人たちのジ…
フキ、なんか自分を見てるみたいだった。
ちょっと昔の自分。
なーんにも考えていないようで考えてて、でも考えてそうな時何も考えてなかったり、頭の中で自分と自分が沢山会話してて、頭の中は賑やかだから気…
子供の時の感性を大事にしている作品。出てくる登場人物がいちいち濃くて、面白かった。
「人が亡くなったらなぜ涙を流すのか。死んだ人が可哀想だからなのか、自分が可哀想だからなのか。」
自分の中の感情をま…
『人が死んで泣くのは
死んだ人が可哀想だから?
それとも自分が可哀想だから?』
『totem - 夏の終わりに思うこと』
を観た後の感覚に近かった
誰かと繋がりたい欲求
人には言えないフェティシ…
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