このレビューはネタバレを含みます
置いてけぼりにされたー、めっちゃ良かった。
映画作品や20世紀初頭の美術からの引用か?と思われる画面が多数。
平面的な画風なんだけど、なぜかスクリーンにぐるぐると吸い込まれていくような感覚がある。…
最初に言ってしまうと、
作画厨の自分にはあまり刺さらなかったし、個人で作った、が先行して、ストーリーも、構成も、キャラの存在もあまりピンとは来ませんでした。
つまらないのか?というとそんなことはな…
正しても正しても無名。
令和に顕現した『ファンタスティック・プラネット』のような作品で、鑑賞中の予測不能感、期待感は2025年鑑賞作の中でもトップレベルでした。色彩を欠いたモノクロなルックは人生の…
ほぼ独力で作り上げた、とは恐ろしいものであると定期的に日本アニメ映画界隈に言っている気がする。それが1番恐ろしい。
名もなき男の一生、かと思いきや、人生における名前というものの持つ意味性を人生を通し…
本名を呼ばれることがなかった男性の、数奇な100年の人生。
光を手にしたかと思えば、その先はまた闇。貧困やいじめ、芸能界の闇など社会が抱える課題だけではなく、戦争など世界的な問題も交えながらの壮大な…
新井英樹『キーチ!』を思い出した。
作風的に0点か100万点の映画になるかと思いきや、そうでもなかった。
ただエネルギーが凄まじくすばらしい。
様々な問題に切り込んでいて素晴らしいんだけどそれら…
©鈴⽊⻯也