最後の方まで、この作品をどう観ればいいか分からずにずっと困りながら観ていたのですが、
親子という大きな問題はあるにしても、
女性ふたりのゆる(くはない)ふわ(っとしてない)ライフってことだったんです…
不幸に下限なんてないだろうし、私は不幸に優劣が存在すると思っている
幸せや不幸が完全に絶対的で主観的なものだとすれば、極論この世に生まれ落ちた私たち全員が不幸であると主張することを誰も止められない…
『それが “不幸中毒” ってやつですよ〜。お客さん』
不幸度で勝ちたいなんて思ってたら
最終的に自分から不幸になりたがる
奴になっちゃうよ
気になってた映画だったけど、
タイミング合わず遅くれて…
シスターフッドの物語と聞いて原作のことはミリしらで鑑賞。結構ヘビーな、しかし過激に描写することなく淡々とダウナーに生活する二人を描き、柔らかく希望が見えてくる雰囲気の作品だった。家族という呪いに閉じ…
>>続きを読む近年の作品だと、あんのこと等を連想する重い話なのですが、暗くなりすぎずどこか軽妙さを残しているのは南沙良と馬場ふみかのキャラクター、そして演出によるものだろうか。いまいちテンポが良くなくて間延びする…
>>続きを読むいわゆる毒親を持つ3人の大学生の女性が、それぞれ親と決別、あるいは離れようとするそれぞれの描き分けの仕方が絶妙で、メインの南沙良と河井青葉の親子関係と南沙良が大人になっていくところがとても興味深く鑑…
>>続きを読む宮田と矢永の過去、家庭環境を通して、他人と不幸のレベルは比較できないこと、1人1人が傷を負いつつもそれを公にせず抱えながら今を生きている力強さに心打たれた。
またラストで宮田が必ず持っていた芳香剤が…
Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会