京極夏彦の原作設定とは結構変えてオリジナル要素を多めの実写映画。
そもそもイメージ像と実写キャストが合わなくて堤真一くらいしか解釈一致してないんだけど、シーンごとには好きな部分もあるので複雑な感情……
やっぱり京極堂シリーズ愛好家としは、観ない訳にはいきますまい
…例えそれに、どんな仕打ちをされるか判っているとしても…
シリーズの中で最初に読んだのがこの「魍魎の匣」ですし、「故獲鳥の夏」を最初に…
京極作品の映像化は都合2作目かな?
とんでもなくぶ厚い原作を映像化するなら、それ相応の時間が必要だ。
130分というのは、かなり端折ったなとすぐに分かる。
その代わり別物として捉えたミステリーとし…
昭和27年。まだまだ戦後混乱の最中に世間では不気味な事が起こっていた。
美少女連続バラバラ匣詰め事件
引退した女優の娘行方不明事件
匣を御神体としたカルト宗教の流行
謎の匣型巨大施設
これらの謎…
途中途中は話の根本的な内容は掴めなかったが、最終的にはなんの目的に向けて動いてたのか理解できた。
大正ロマン?の雰囲気が私的にはとても好きだった。
椎名林檎が歌ってそうな映画だなーて思ったら、最後…