Losing Ground
今回の『アメリカ黒人映画傑作選』の中で、最後にこちらを。
やっと観られた。
1982年の作品… とのことだけれど、驚くほど「新しいセンス」を感じさせる、テーマ〜プロット… だった。
女性にとって…
感覚派の夫と論理的な妻
夫婦になるということの可笑し味
価値観の全く異なるもの同士が生活するという究極のところ天国なのか地獄なのかわからない「結婚」という修行
自分が自分であることが足枷になって…
珍しくこういうの観てすごくいい映画だと思った。奥さんが教え子と電話してる後ろに浮気現場があって、そのあとの不機嫌な表情。これ以降楽しく鑑賞した。それでまったく気づかなかったのだけど、「いらない要素」…
>>続きを読むエリック・ロメール? マンブルコア? ホン・サンス? に黒人(ブラック)ユーモアを混ぜた軽めのコメディ。教授が役者連れてきた時の夫の顔で爆笑した。映画を撮る映画になるのも相まって恐ろしく自主映画の味…
>>続きを読むマジックアワーのショットがあまりにも美しい。
構図も優れていて、ドラマとエモーションを引き立てている。
濱口竜介の未公開作品を見たかのような味わいだった。
デュアン・ジョーンズは「あの」デュア…
とても面白い!
フランスのヴァカンス映画のような手触りだけど、アフロアメリカンやプエルトリカンの登場人物たちとその作劇により全く独自な映画となっている。
踊ること、演じること、恍惚が解放のモチーフと…
アメリカ黒人映画傑作選にて
主人公のサラと、サラのママの関係がとてもよかった
女性が1人で完結することってないのだろうか?
知的で自分のやるべき仕事を持ち、意欲もあり、雰囲気も洋服の着こなしもスマ…
【アメリカ黒人映画傑作選】
1982年制作。公式サイトによれば、アフリカ系女性監督による最初期の長編作品らしい。当時正式公開はされず、2015年になって修復公開されたとのこと。
主人公サラの心の…
©1982 Kathleen Collins, Courtesy of Milestone Films and the Kathleen Collins Estate