ヌーベルヴァーグの祖となる、シネマ・ヴェリテの記念碑的作品。ずっと見たいのに見れなかったから、アンスティチュ・フランセ東京にあって助かりました。
ひとつの主観であるカメラが、被写体と共犯的関係とな…
ヌーヴェル・ヴァーグ期にシネマ・ヴァリテ(真実の映画)を提唱したジャン・ルーシュ監督の代表作。当時フランス植民地下にあった西アフリカ・コートジボワールの学校に勤めていたルーシュ監督が、同じ高校に通う…
>>続きを読む先日鑑賞したオムニバス作品『パリところどころ』の《北駅》がとても印象的で好みだったので…同監督、ジャン・ルーシュの作品…探しましたぁ〰︎2作目です…。
とても斬新で観たことのないような実験的な設定…
人種差別に関する実験として撮ってるドキュメンタリー映画がナディーヌとかいうクソビッチのせいで差別より嫉妬によって10人の男女が仲違いしていく様を収めちゃった体の映画ではあるがドキュメントという虚構と…
>>続きを読む『パリところどころ』で知ったジャンルーシュ監督。
まず人種差別に対する問題意識が日本と全く違う。
黒人と白人の交流が始まってから、ある女の子は愛がわからないからこそ受動的になってしまい、故に相手…
演劇史の授業で鑑賞。ドキュメンタリーと劇映画の境界線を問う映画。彼らはどこまで演じることに意識的なのだろうかと考えるとともに、果たして自分は実生活で誰かを演じていないと言えるだろうかと問う可能性を与…
>>続きを読む『パリところどころ』で観たジャン・ルーシュ作品が好きだったからこちらも鑑賞。
群像劇が苦手だから、少し評価は下がるけどこれは傑作。
青春群像劇に黒人と白人の人種差別問題。登場人物多すぎて正直誰が誰や…
私の偏りかもだけどフランス映画ってナディーヌみたいな子ばっか出てくるからそのへん別になんとも思わなかったけど、テーマがテーマだからというか、特に気まずくなる必要もないし人間だしなーともわかってるんだ…
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