監督自身もトランスジェンダー当事者で当事者キャスティングの意欲作。物語は一筋の光明を示唆して幕を閉じるが、その当時から60年経って一体何が変わっただろうか?と思えば暗澹たるものを感じざるを得ない。S…
>>続きを読むまさに今観られるべき映画だった。2025年に公開されて観た邦画の中ではマイベストかも。
SNSで実際にトランスジェンダーに会ったこともなさそうな人達がイメージで罵倒しているのを見ると、世の中に隠れ…
【60年かけて社会はどう変化したのか】
舞台挨拶付の上映回のチケだった。嬉しい✌
アフタートークレポもあります🙌
👗全体の感想
1965年、まだ自分が生まれるずっと前に起きた実際の事件をベースに当…
よかった。
監督さん、よくこんなに良い映画をつくってくれましたね。キャストもよかった。
多様性認めよう、という流れを押し戻すようなことが起こっている今こそ、の映画でもあるのでしょう。
サチの言葉を…
日本でかつて実際に起こった裁判を元にした秀作。性別適合手術を受けた「ブルーボーイ」と呼ばれた人々と、その手術を巡る裁判の顛末を描く。監督:飯塚花笑。
1965年。オリンピック景気の高まりと…
このレビューはネタバレを含みます
今もどこかで、社会に殺されているひとがいる。
飯塚監督が、本作のトークイベントでおっしゃられていた言葉です。
観ている間も、観終わってからも、心が削られていくような感覚がしてなりません。
現代で…
迷惑をかけるのは良くないけど自分らしく生きることは何らいけないことではないし、侵害されるべきでもない。
それはこの映画のブルーボーイに限った話ではなくて皆それぞれ自分の中のこだわりとか譲れないことと…
思っていた以上に素晴らしかった。本当に見て良かった!
弁護士もトランスジェンダーに理解があるわけではなく、頼まれたから弁護しているだけ。なので証人に対しての質問もあまりに酷いんだけど、当時はこれが…
じっくりしっかり泣いた。
そんなに奇抜なセリフではないけど「黙って話を聞け!」と怒鳴る錦戸亮のセリフが、あまりにこの時代にもそのまま通用するセリフで、やっぱりこの言葉が必要だったんだなと気付かされた…
©2025 『ブルーボーイ事件』 製作委員会