このレビューはネタバレを含みます
まだまだ日本でゲイの人が認められていなかった時代
でもあれくらいの時にもゲイバーとかもうあったんだなと思った
性転換手術も日本でできるんだとかけっこうびっくりな内容でした
女性の心を持って生まれた…
トランスジェンダーの方にとって今の時代も決して生きやすい世の中ではないと思いますが昔はもっと生きづらい世の中だったんだなというのがすごく伝わってきました。
監督も劇中でトランス女性を演じられている…
1965年にあった実際の裁判、史実を基にしている。
トランス女性役をちゃんと当事者キャストにしていていて、現在のそういうことで悩んだり、トランス女性たちにたいする風当たりの強い社会に真摯に向き合っ…
実際にあった裁判を元に真正面から映画を作ろうとする気概を感じた。
今でさえ偏見はあるけれど、この映画当時はより生きづらい世の中だった事が伝わったし、その中でもありのまま生きる彼女たちからパワーをスク…
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静かに生きています、というセリフが印象的。映画を通じて初めて当事者の思いに触れられた気がする。差別や暴力を過激な映像で表現しない。ショーパブの華やかさを強調したり、過剰にコメディタッチの演出が続くこ…
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過去を通して、今と未来を見ねばならない
未来人からすると、自分もこの作品で描かれた“無理解な人々”のように見えるかもしれない(見えるだろう)
だから、普遍的に大切なものは何か、それを見過ごしてい…
観た人それぞれが静かに受け止める映画
昭和感覚の作り込みや、暴力的なまでのジェンダーハラスメントがみてとれる今作だが、日本は今もあまり変わっていないかもしれない
そんな意味でも気が重くなるが良い作品…
劇場鑑賞-2025-094
私が生まれた頃のお話でした。
60年前は、多様な考えがまだまだの時代。
現代以上に大変だったんだろうと容易に想像できます。
自分が自分らしく生きるための戦いが描かれてま…
いい映画でした! 多くの人に見てほしい。
正直、序盤から中盤にかけては、もともと演技経験の浅いキャストと定型的な台詞や展開が重なる脚本にかなり不安になりました。サチ、メイ、アー子という性転換した3…
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弁護士が正当性を示すために「病気だ」という場面があり、そこがとにかく辛かった。軍歌が流れ、戦争の残滓があり、「産めよ増やせよ」の後では彼らは異端であり、くるしい。トランスジェンダーへのバックラッシュ…
>>続きを読む©2025 『ブルーボーイ事件』 製作委員会