このレビューはネタバレを含みます
とても意義深い作品だが、監督が結構言葉の人っぽい印象で、クライマックスで語られる言葉の割にキャラクターや演出が類型的で奥行きにかける印象ではあった。
特に、不当な扱いを受けた第二の証言者が居酒屋で飲…
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狩野弁護士がサチに証人を依頼する時に"サチではない名前"で呼び掛ける場面で涙が止まらなくなってしまった。その時の狩野弁護士からすれば、その名前で呼ぶことには何の意味もないのだろうけど。
アー子の証…
ブルーボーイという表現を初めて知りました。
時代時代で呼び方はよく変わりますが。
事実に基づき作られた作品ですが、今の時代にうけるのでしょうか。
こういう時代があったからこそ、現在のジェンダーレス…
飯塚花笑監督の映画は「フタリノセカイ」「世界は僕らに気づかない」と見てきていますが、ちょっと変わったおもしろい映画を撮る監督でへえーと驚くことも多いです。
映画のつくりがうまいとは言えませんが、こ…
この映画で何よりも素晴らしいのはアー子ことイズミ・セクシーの存在感だろう。ハッキリ言って芝居が上手いとは言い難いものの、だからこそアー子という人物の不器用さを体現することができている。映画とは、とき…
>>続きを読むこの映画が作られる意義を感じるが、劇映画として完成度の低さは否めない。端的に面白くなかった。
演技経験のない方をいろいろ起用しているその理由は分かるが、演技が一本調子で心の機微や複雑な人間性を表現で…
テーマが興味深く期待していましたが、演出が粗く、リアリティに欠け、古臭かったです。
鑑賞により得たのはこの事件を知れたという意義だけで、映画という話法のおかげで付加された説得力や重みは正直感じ取れま…
©2025 『ブルーボーイ事件』 製作委員会