格子越しのショットの多さ。しつこいくらいの囚われものの描写だが、日本家屋だとそんなに違和感がないのでスルッと見られるな。環境に押しつぶされそうな若尾文子は眼福の極み。
路地をゆっくり歩いて奥にある…
デコちゃんver. の浦部粂子みたいに、山岡久乃の乳頭ポロリは有りませんw
デコちゃんなら明治の世でも女性一人で切り拓いて行けそうだが、あややの方が女三界に家なしの寄る辺なさを感じられ、鳥かごへ舞い…
若尾文子が騙されて妾にされる気の毒な女性を演じている。「妻は告白する」と同様,相手は小沢栄太郎。学生役に山本学。
時々ふっと現れる妻役の山岡久乃が怖い。
若尾文子は相変わらず上手い。
映画全体の雰…
新宿大映のオールナイト。若尾文子5本立てで、本作もその1本だったのだが、届いたプリントは豊田四郎版。数年後に新文芸坐で本作を観ることが出来たが、成澤脚本がそのまま使われている。当然セリフも同じ。成澤…
>>続きを読む玄関戸に取り付けられた風鈴の音が、イヤらしさや不安をかきたて、小道具として抜群の効果をもたらしている。
大袈裟なBGMや、ほとんどサスペンス映画のような池広一夫のハイテンションでテンポ良い演出も良い…