なんつーのかなぁ?この時代の作品は『ザ・邦画』で、人生そんな甘くないよ、な展開が多いよなぁ😓
本作もその一つで、とことん苦境に追い詰められる木村功に、優しい村人の手が少しだけ差し伸べられ、希望の光で…
安田講堂から画面が始まり、凧、窓、そして静寂に包まれた部屋で佇む青年は留置所へ居ることが分かる。冒頭から漂う薄暗さでワクワクした。
主人公は、新聞配達をしている苦学生。学生運動で逮捕され、かつてのシ…
あらゆる顔に寄るのは頂けないが、光と影の物語を丁寧に紡いでいる。
下宿という音で繋がる空間。ガリ切りの音を見るような編集。
特高の障子の開け方が凄い。
津島恵子に死を伝えた次のロング小津みたいだ。電…
貧困で病気、親しい人達の度重なる不幸など、救いようの無く暗い話だと思ったが、足摺岬に行ってからは、お遍路さんや薬売りの人情に触れ、希望の見えるラストで良かった。
家の中までズカズカ入ってくる特高の…
【足摺岬】1954年の吉村公三郎監督作品。暗い影を落とす昭和9年に生きる苦学生と下宿人の人間模様を描く。徹底したリアリズムを貫く新藤兼人の脚本には隙がない。金魚鉢と照明の演出、そしてガラスを通して映…
>>続きを読む日本映画専門チャンネルの蔵出し名画座にて。
昭和9年、日本が軍国化して暗い世相になっていく時代に苦学生の木村功と彼の下宿先の隣室の少年で食堂で働く姉の津島惠子の儚い恋物語。
ここぞと言うところでドリ…
久々の吉村公三郎!1954年の御茶ノ水駅聖橋から昌平橋の方を見下ろすショット。梅崎春生の世界だ。昭和8年以降急速に軍国化していく周辺の人々の閉塞感に満ちている。墓地を見下ろす下宿の2階から咳き込みが…
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