1880年、ノルマンディーの浜辺で、喘息で瀕死の裕福なイギリス人が、若く美しいアメリカ人女性と出会い、恋に落ちる。彼女は彼を拒絶するが、2年後、彼は再び現れる…。綿密なフレーミングと洗練された演技で…
>>続きを読む1996年、フランス、短編。
原作は、ヘンリー・ジェイムズ怪奇短編のアンソロジーで読んだような……「ねじの回転」しか覚えてないけども。
ムレ監督、こういうのも撮れるんだ……という。今まで観た中で…
JAIHOで多くの作品が配信されているジャック・ムレ監督の作品をいくつか観てみたが、どうも好みに合わず(ブニュエルが引き合いに出されているというのに!)、唯一最後まで観たのはこのヘンリー・ジェイムズ…
>>続きを読むリュック・ムレ短編集Vol.2 - ③
瀕死の立場が逆転してしまう、美しい女性の死。
こういうムレ作品もっと観たかったかも。
(第6回映画批評月間 〜フランス映画の現在をめぐって〜2025)
…
死者の魂に取り憑かれているように、
過去の後悔や罪悪感が付いて回る。
亡霊という言葉の意味が、そのままの意味としても、比喩としても使われていて、
最後に訪れる"除霊"の瞬間には、胸がすっとするような…
©DR