色んな見方はあると思うが、日本映画で多く観られる今現在を切りとったドキュメンタリーと第三者の視点を混在させている。
万引きのシーンはこの場合演出の範囲かどうか疑問もあるが、その惑いも含めたドキュメン…
最初からじわじわと映画の雰囲気が変わっていっていた気がする。二人の関係とか二人だけの世界だったのが、じわじわ現代も映すようになっていってたような。
かげかえのないひとと出会ったこと、そんな人たちと今…
膨大な編集に気が遠くなりますが、2人の出会いの熱量が産んだ作品。
当たり前のことですが、同じ時代に生きていて、巡り合えるってことだけでも奇跡。
国や育った環境が違っても、魂が響き合う存在。
自撮…
カメラマンとしての手記をここに書き残します。
撮影開始当初、そらは事あるたびに、撮影素材を気にして、この動きは私ではない、この横断歩道を渡る意味はなんなのか、と、神経質に、あえて独り言のように、配…
【スマホ時代に映画で日記は書けるのか?】
先日、映画仲間から「第47回ぴあフィルムフェスティバル2025で上映された『PEAK END』が凄いぞ、U-NEXTにも来ているぞ」と連絡があった。あまり、…
他者のいないモラトリアムを120分はさすがに疲れた。自分がもっと若ければ前のめりになれたのかもしれないけど、どうしても距離感を持って見てしまう。
前半はいくつか演出も入って作品を成立しようとしてい…
良い作品であるということを前提として。
リンとソラ以外のスタッフが阻害されていることがこの映画にとって不健康である時間がある。
上映会の中、リンが両親に会う瞬間に録音の子がカメラに映ったことを避け…
ルーツと対話
PFFアワード入選作。対話の映画にしては録音が悪く、U-NEXTのレンタルで併映作となっていた高校生の映画の方が圧倒的に音質がよかったのとかはいかがなものかと思わざるを得なかったが、…
奔放なのに哲学的。
ドキュメンタリーとフィクションの間を漂うような映像は、荒削りながらも瑞々しい。
ソウルから京都にやってきたリン、沖縄から京都に来たそら。二人が互いを撮影し合いながら、言葉や仕草を…