音楽サロン デジタルリマスターに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『音楽サロン デジタルリマスター』に投稿された感想・評価

5.0

サタジット・レイ監督作。

古典インドの巨匠:サタジット・レイ監督の傑作ドラマで、没落した地主の最期の生き様を見つめます。

20世紀初頭のインド・ベンガル地方を舞台に、経済苦に喘ぐ地主一族の末裔の…

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針
4.5

 2025年の秋に、インドの監督サタジット・レイのレトロスペクティブをやってました。余裕がなくて自分はこれ1作だけ視聴。『大地のうた』『大河のうた』『大樹のうた』っていう最初の三部作(私は未見)のあ…

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taka
4.5

インド古典音楽全開!

著名な音楽家が演奏するシタールとタンブーラの音色が心地良いトリップ感を誘うがリズミカルなタブラが入ると否が応でもテンション上がる
歌もダンスも素晴らしい!

継承がテーマ
高…

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a
4.1

御伽噺が映像になってる!
白黒なのにこんなにキラキラ可愛いってなるのすごい。
ほぼ頭は寝てたけど良い夢見れそうな感じだった。
音楽シーンそれぞれ、ずっと観てたい気持ち。たしかに、黒澤明みとウェスアン…

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中盤の不吉な音楽シーンの異様さ、その後の首から上が闇に埋没した使いの者、最後の踊り子の激しい足使い、不気味で幻想的で退廃的な空間、また観たい
没落貴族による最後の音楽サロンっていうのが粋で物悲しいし、それをシャンデリアとか調度品の豪華さが際立たせる。
なんの馴染みのないこの物語になんだか心動かされた。

このレビューはネタバレを含みます

封建制から近代の資本制へ移行する過渡的な時代において、みずからの階級的特権にしがみつく、没落する地主階級の男ラエ。まったく共感できない俗物だが、過度に意図的な人物造形によって、その虚実がいっそう強調…

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成金相手にオトフィルとしての格の違いを見せつける。“没落寸前”大地主、最後のプライド!あるいは現実逃避。お金なんてもうないのに今日もサロン主宰しちゃった(シーシャすぱ~)。

代々続いた大地主から新…

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4.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のアップから圧倒的。遠ざかっていく馬車を見送るショットの反復、音楽サロンをもう一度立ち上げる契機となる鏡(そして祖先の絵と繋がる額縁、血の復活)、杖を持ち上げることで蜘とシャンデリアが繋がり、さ…

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木
5.0
オープニングのシャンデリアの揺れとヒンディー語にあの音楽。

鏡と額縁と音楽とタバコ。
虎の敷きもの。
象。
にぎやかしの犬。
オノントの目の輝き。

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