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冒頭のアップから圧倒的。遠ざかっていく馬車を見送るショットの反復、音楽サロンをもう一度立ち上げる契機となる鏡(そして祖先の絵と繋がる額縁、血の復活)、杖を持ち上げることで蜘とシャンデリアが繋がり、さ…
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階下に降りたく無い、動きたく無いというのはある意味メタファー?
没落したく無いという気持ちの現れ?
自分が名家であることにかまけた没落貴族の最後の望みの音楽サロン
自分の足元を這う黒蜘蛛
シャンデ…
いやー、面白かった。ヴィラーヤト・カーンが担当した音楽が凄い。踊りや歌、シタール、タブラ、全部かっこよかった。あと、サタジット・レイの画角の切り方や描き方など、めちゃくちゃ好き。
ラヴィ・シャンカ…
音楽サロンのシーンがトリップ感あってかっこいい!
お話としては超シンプル、映像もミニマルだからインド音楽の調べに惹き込まれる〜
自分では何もできないくせに偉そうで見栄だけは張るオッサンにイライラ笑 …
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20世紀初頭、近代化の波が押し寄せるインド・ベンガル地方。地主階級の没落が進む中、貴族の誇りを胸に生きる男ビションボル・ラエは、かつての威光を忘れられず、音楽と舞踊に耽溺していた。彼の心の拠り所は、…
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誇りを捨てなかった男の話し。
最後に開く音楽サロンの
踊りや音楽が素晴らしくて
没落を目前にした貴族の男が
最後にして大満足の渾身の音楽サロン、
が本気で伝わってきた。
その家にはすでに…
【鑑賞メモ】
隣人バトル。
意地張るおっちゃん。
フェスに次ぐフェス。
退廃的で沈んだトーンの序盤から、催眠術みたいな歌まで始まり、永遠の眠りへと誘われそう………と思いきや唐突にボルテージ上げてき…
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