ルカ・グァダニーノは毎回誰かしらの脚本家とタッグを組んで映画を撮っているが、今作で脚本を務めたのはグァダニーノと初めてタッグを組んだノラ・ギャレットという女性の脚本家だったためか、今までの作風と大き…
>>続きを読む- MeTooそのものを、人類にとって根源的な社会行為の一形態である、という前提に置き、その「後」に生じる精神の揺れ動きへフォーカスした作品にみえる。独特なのは、その前提に依拠する時間軸として、現在…
>>続きを読む近年のケレン味溢れるルカ・グァダニーノのビジュアル世界から一転して、落ち着いた会話劇に。
Metoo運動やキャンセルカルチャーの話題になる中、イェール大学のアルマの元で性加害の事件が起こる。
親し…
薬局のお姉さん鬼かと思った話。まぁ世の中のほとんどの人が何かしら演じてる(なんなら嘘で塗り固めてる)わけだし、それは自分が可愛いからでしかないわけで人間なんて所詮ずっとそんなもん。そこから抜け出すも…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
#MeToo運動 以後の性的暴行の告発スリラーに観えるが、なかなかに冷酷な映画でずっと居心地悪かった。ルカ・グァダニーノ監督は今までの作品である意味欲望に忠実な作品が多かったけど、今作は欲望に対する…
>>続きを読む繊細な心理描写に長けた監督のスリラーサスペンスに期待したけど個人的に今回はあまり脚本が良くなかったかなと。
テーマは落下の解剖学と逆転のトライアングルを足して割ったような作品だと感じたけど、終わっ…
人の弱みにつけ込んで成り上がろうとする奴ってやっぱり五万といるんでしょうね。性的虐待を受けてそれを公の場で戦うのは至難の業。勝っても負けるような難しさがある。
ジュリアロバーツだから許せるかと思った…
スリリングだ。哲学を媒介して社会のバイアスに喧嘩を売っているようにもとれる。人物の顔にライトが当たっていないシーンが多く、それは表情や台詞で真実を単純化させてやらんぞと読み取った。人間も世界もグレイ…
>>続きを読む© Amazon MGM Studios