このレビューはネタバレを含みます
新書風に言えば「リベラルはなぜ”いけすかない世の中”を作るのか?」ということを描いた映画なんだろう。
映画に照らして言うなら「ワシントンの肖像画が描かれた1ドル札(=自由の国・アメリカ)は、なぜシワ…
2017年にme too運動がワインスタイン事件をきっかけに世界がアイデンティティポリティクスの時代に突入してから、いかにしてトランプが大統領に再選されたのかを考える時に、リベラル的なるものがどのよ…
>>続きを読むすげえ面白かった。本国での評判があまり良くないのが不思議。
知的な引用と感情(性愛)の入り乱れるドラマに興奮した。後者の部分は『チャレンジャーズ』でもすばらしかった手腕が遺憾無く今作でも発揮されてい…
繊細な感情の動きがとても面白かった。ジュリア・ロバーツのあのはちゃめちゃ楽しいビッグスマイルは封印されてるけど、ほんとすてきな歳の重ね方をしている。美しい。
事情により途中まで棚を組み立てながら観た…
グァダニーノの魔法、変幻自在の映像作家が仕掛ける罠にまんまとひっかかる。
冒頭のダイアローグ、視線、頷き、指先の仕草ひとつで暴かれる複雑な人間関係。
響き続ける秒針の音は主人公アルマの無意識が駆りた…
社会性・正しさで纏う深部の合理化、同族嫌悪、コンプ。静かにそっと首を絞められるような圧。軋轢、闘争、不穏の息苦しさ。最小の人物配置、不安定性と閉塞感のショット群。洗面台の棚の秘密、薬、夫のかける音楽…
>>続きを読むなぜこんなにいい映画を配信で見なければいけないのか。
弟が哲学ゼミを出ていて、その教授(女性)と3人で飲ませてもらったことがあるのだが、そのときに「今の学生は監獄の誕生を肯定する」と言っていた。
…
ルカ・グァダニーノ監督最新作。
名門大学で哲学教授として働くアルマは、精神科医の夫フレデリックと共に生活しながら、学内の教育と研究に多忙な日々を送っている。そんな折、アルマの同僚であり友人…
© Amazon MGM Studios