四人の復讐の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『四人の復讐』に投稿された感想・評価

padd

paddの感想・評価

3.7

“父親”を巡る物語。除隊させられた父が帰宅し、息子たちと連れ立って暖炉のある部屋に入ってくると奥に亡き妻の肖像画が見え、自ずと父と息子たちの背筋がスッと伸びる。簡潔で的確な演出、カメラ位置、編集に冒…

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ジョン・フォードの映画ってよくキチガイが出てくるけど、今作のドナルド・マウス?については、字幕のせいかそもそも何をしているのかよく分からなかった。『ベイブ』のネズミみたいな声を出しているが……
階段…

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最初の父と息子たちの掛け合いのシーンの楽しさに比べるとそれ以降がいまひとつという感じはするし、場面の繋ぎで溶暗が多用されるのも工夫に欠ける感じはするけど、普通に面白かった。

父から息子宛の手紙を4…

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冒頭のズームアウトはサイレント的な演出、フォード一家の男たちは一人の女を巡って争い対立するが、ゴッドファーザーの存在が彼らを問答無用で包括している。本作では彼の死によって共通の敵を打倒すべく結集する…

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兄弟やたくさんの人物を当然のように上手く捌く。

ところで世界を股にかけてわくわくドキドキな謎解き的な冒険…ってスピルバーグはやっぱりこういうのから、と早いうちから思う。

根の深い陰謀がなぜか簡単に解決する。四人の息子たち、というスタイルはなかなかいい。デカい若者が狭いフレームに並ぶの、少しジョジョっぽい。

『モガンボ』もそうだが、右手を銃で撃たれても「軽い怪我」で…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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インドでの失態の責任を問われ不名誉除隊となった父親の汚名を晴らすため、4人の息子たちと三男の恋人が、世界各地を回り奮闘する様子を描く映画。中南米にありがちな革命や虐殺など重い内容もあり、またストーリ…

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味

味の感想・評価

3.3
蓮實重彦セレクション 二十一世紀のジョン・フォードPartⅢ

1938年 アメリカ

ジョン・フォード監督のアドベンチャー・ミステリーときどきコメディ

無実の罪で不名誉除隊となった父親の汚名をそそぐべく、奔走する四人の息子たちのお話

父親が自殺にみせかけて…

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親父の汚名を晴らすべく集まった四人の息子のお話。
中盤はわりと退屈ではあるが、クライマックスで四人が集結し、武器商人の社長の家からの敵陣である船への乗り込み&格闘場面が良い。体格の良い四人の男たちが…

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