東海岸の海辺でロケーション撮影した本作は60年代フランス映画のような余情がある。物語はインタータイトルでかろうじて追えるレベルだが、その分、ロングショットの力強い構図で引きつけられる。画面の中景から…
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フィルムで。再見。
グリフィスの短編のなかでも『不変の海』と並び特にお気に入りの1本、抒情詩がそのまま映画となったよう。
たった数十ショットでこのリリシズムが横溢する世界観を構築している…
おそらく同じロケーションで二つの港を撮り分けているのだろうけれど、不倫をしている男とされている女が設定的には別々の場所にいるはずなのに、景色が似ているから近くにいるような手触りがあって変な緊張感があ…
>>続きを読む2022/7/10
安田つぐみさんのヴァイオリン生演奏付きで鑑賞。漁村を舞台にした悲恋物だけれど、エミリーを一途に想うジョーが気になってしょうがなかった。ビルを待つエミリーを慰め、ビルが戻ってきた時…
「不変の海」と同じく、不帰の男を待ち続ける海の女の物語。ただ「不変の海」が見せた見事なクロスカッティングがこの頃はまだなく、そのせいか深い感動はない。素朴な疑問として、グリフィスお好みの海のメロドラ…
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